間寛平“借金地獄”の出発点は保証人 幼い娘と心中まで考えた過去を激白

2016年1月4日 / 05:36

間寛平先生

 テレビ朝日系で11日に放送される反面教師バラエティー「しくじり先生 俺みたいになるな!!」の3時間スペシャルに、お笑い芸人・間寛平の登壇が決定。間は「すぐハンコを押して保証人になっちゃう先生」として“安易に保証人になって他人の借金で地獄を見ないための授業”を展開する。

 寛平先生は24歳でよしもと新喜劇の座長に就任し、若くして大ブレーク。今や、お笑い界の大御所だ。ところが、華々しい活躍の裏側で、長年、借金地獄に苦しんでいたと告白する。

 寛平先生は、何と自分では1円も借りていないのに保証人を引き受けたがために、総額1億円もの借金を背負う羽目になってしまったというのだ。

 悪夢の始まりは、26歳のころ。共演者でもある先輩芸人から「俺の借金の保証人になってくれへん?」と頼まれ、深く考えずにはんこを押して保証人になったのがきっかけだったと振り返る。その直後、先輩芸人が“雲隠れ”。寛平先生は一気に多額の借金を背負うことになってしまった。

 しかし、怒るどころか「しゃあないなぁ」と借金の肩代わりを軽い思いで受け入れてしまった寛平先生。すると、先生のことを“いいカモ”だとにらんだ怪しい知人たちが寄ってきて、「困ってるんやったら、お金貸したろか?ていう人がいるよ」と話を持ちかけられ、またはんこを押してしまったという。

 その後も「はんこを押して保証人になる」→「逃げられる」→「借金を背負わされる」→「返済に困る」→「怪しい誘いが来る」→「はんこを押して保証人になる」…という“はんこ無限ループ”がはじまり、借金もどんどん膨らんでいったのだ。

 さらには、一発逆転を狙って人気キャラクターグッズを制作したものの、またもやだまされ、裁判沙汰になるなど壮絶な経験も。借金に追い詰められ、ついには幼い娘と心中しようとまで考えた過去も激白。寛平先生は、借金地獄時代の心境を涙ながらに語りつつ、安易にはんこを押すことの危険性を力強く説いていく。

 このほか、TM NETWORKのギタリスト木根尚登先生も登壇。木根先生はなんと30年もの間、ギターが弾けないのに弾けるフリをしていたという。先生は、自分が“エアギタリスト木根”になってしまった衝撃の経緯を告白する。

 番組はテレビ朝日系で11日、午後7時から放送。

木根尚登先生

木根尚登先生


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