山田洋次監督、吉永小百合には「うそはつけない」 東京国際映画祭「SAMURAI賞」を受賞

2015年10月27日 / 14:50

SAMURAI賞を受賞した山田洋次監督

 「第28回東京国際映画祭」の「SAMURAI賞」授賞式が26日、東京都内で行われ、山田洋次監督、ジョン・ウー監督、サプライズゲストとして吉永小百合、大友啓史監督が出席した。

 山田監督は「僕の作品は“SAMURAI”という言葉にふさわしいほど勇ましいものではありません。本来この賞にふさわしいのは隣にいるジョン・ウーさんだと思う。心からお祝い申し上げます」と笑わせた。

 対するジョン・ウー監督は「最も尊敬する映画の師匠、山田監督と共に受賞できてとてもうれしく思います」と喜びを語った。

 その後、最新作『母と暮せば』を含めてこれまで5本の山田監督作品に出演している吉永が花束を持って祝福に駆けつけ、「ジョン・ウー監督が映画の師と言っていましたが、私にとっては山田学校の校長先生という感じ。それと共に、人生の師でもあります」と山田監督をたたえた。

 さらに「撮影の合間にいろいろと楽しいお話や思い出を聞かせてくださって、それがいつまでも心に残って、映画の世界でお仕事をしていて良かったと思います。今回もご一緒させてもらって、いつまでも山田学校の生徒でありたいという思いです」と笑顔で祝福した。

 吉永からの祝福を受け、山田監督は「先生であるとか師であるとか言っていましたが、吉永小百合さんという人には大事なことを言わなきゃいけない、うそはつけない、真実を語らなきゃいけない。そういう気持ちにさせてくれるから、ついつい一生懸命いいことを言ってしまう」と語り、照れ笑いを浮かべた。

(左から)吉永小百合、山田洋次監督、ジョン・ウー監督、大友啓史監督

(左から)吉永小百合、山田洋次監督、ジョン・ウー監督、大友啓史監督


芸能ニュースNEWS

「コーチ」「益山班にパワーアップして帰っきてほしい」「いやー、唐沢寿明やっぱすげえわ」

ドラマ2025年12月13日

 「コーチ」(テレビ東京系)の第9話(最終話)が、12日に放送された。  本作は、堂場瞬一氏の同名小説をドラマ化。警視庁人事二課から派遣された特命職員向井光太郎(唐沢寿明)の的確なアドバイスによって、悩みを抱えた若手刑事たちが刑事としても人 … 続きを読む

「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」「まるで『鎌倉殿の13人』と同じような黒い話になってきた」「最終回は、蓬莱くん(神木隆之介)が何か仕掛けるのか」

ドラマ2025年12月11日

 「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」(フジテレビ系)の第10話が、10日に放送された。  脚本・三谷幸喜、主演・菅田将暉による本作は、1984年の渋谷「八分坂(はっぷんざか)」を舞台に、1人の演劇青年が老若男女総勢25人超 … 続きを読む

「スクープのたまご」最終章 “謎のサングラス男”の正体が判明 「黒幕感がすごい」「面白い展開になってきた」

ドラマ2025年12月10日

 奥山葵が主演するドラマ「スクープのたまご」(TBS系)の第10話が、9日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、週刊文春を徹底取材して書かれた大崎梢氏の同名小説を実写化。大手出版社の「週刊誌」の編集部を舞台に、若き新人記者 … 続きを読む

「娘の命」優奈の夫“明彦”内藤秀一郎の裏切りが判明 「沙織がヤバ過ぎる」「田中笑太郎くんが出てきてびっくり」

ドラマ2025年12月10日

 齊藤京子と水野美紀がW主演するドラマ「娘の命を奪ったヤツを殺すのは罪ですか?」(カンテレ・フジテレビ系)の第10話が、9日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、55歳の母・篠原玲子(水野)が、壮絶なイジメで娘を死に追いや … 続きを読む

「じゃあつく」最終話 “勝男”竹内涼真と“鮎美”夏帆の結末に反響 「勝男ロス過ぎる」「スペシャルドラマに期待」

ドラマ2025年12月10日

 夏帆と竹内涼真がW主演するドラマ「じゃあ、あんたが作ってみろよ」(TBS系)の最終話が、9日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、“恋人ファースト”ゆえに自分を見失ってしまった山岸鮎美(夏帆)と、“料理は女が作って当たり … 続きを読む

Willfriends

page top