深津絵里、カンヌ映画祭で居眠り 「時差ボケで…」

2015年9月10日 / 20:16

(左から)黒沢清監督、深津絵里、浅野忠信。受賞を記念して特製のレッドカーペットケーキも用意された

 映画『岸辺の旅』日本凱旋披露試写会が10日、東京都内で行われ、出演者の深津絵里、浅野忠信と黒沢清監督が出席した。

 第68回カンヌ国際映画祭「ある視点部門」で日本人初の監督賞を受賞したこの作品は、愛する人との永遠の別れを描く究極のラブストーリー。3人がそろい踏みするのはカンヌ国際映画祭以来4カ月ぶりで、深津は「やっとこうして喜びを分かち合えるのがうれしいです。おめでとうございます」と黒沢監督を祝福した。

 三谷幸喜監督の『ステキな金縛り』で共演経験のある2人だが、今作では初の夫婦を演じた。浅野は30代のころからじっくりと“夫婦”を演じることに興味があったそうで、「深津さんとご一緒にできたらと思っていたら、この作品で夢がかなった。黒沢監督には『アカルイミライ』以来12年ぶりに呼んでいただけて、一番いい形で僕の夢が実現しました」と喜びをあふれさせた。

 深津も浅野との共演時から「素晴らしい俳優さんだと思っていて、またいつかご一緒したい、きっとするだろうとずっと心に引っかかっていました」と運命的なものを感じていたといい、「浅野さんとは温度というか波長というか、似ているところがあると勝手に思っていて。自分と似ている方と(夫婦として)ご一緒するのは安心だし、楽しかったです」と充実した撮影になった様子。

 また、深津はカンヌ初体験ながらあまりにリラックスしたのか、「レッドカーペットが渋滞しているとのことで、私と浅野さんも車の中で15分くらい待ったんです。ちょうど時差ボケで一番眠たい時間帯で、2人でうとうと寝てしまった」と明かし、浅野とそろって苦笑いを浮かべた。監督は2人が寝ていたのを知らなかったようで、強心臓ぶりに驚きながらも「取材が立て込んでいて、取材と取材の合間に深津さんがハイヒールを脱いで走っていった。この人はすごいと思いました」と振り返っていた。

 映画は10月1日から全国ロードショー。


芸能ニュースNEWS

長尾謙杜&山田杏奈がW主演 映画『恋に至る病』大ヒット御礼舞台挨拶

映画2025年11月6日

 映画『恋に至る病』大ヒット御礼舞台挨拶が11月5日、東京都内で行われ、W主演の長尾謙杜(なにわ男子)& 山田杏奈が登壇した。  本作は、TikTokで200万回再生を超える大反響を呼んだ作家・斜線堂有紀氏による衝撃の恋愛小説を映画化。内気 … 続きを読む

「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」「三谷幸喜さんの描く喜劇は恐ろしい」「井上順ここにあり。ペーソスあふれる芝居を見せてくれた」

ドラマ2025年11月6日

 「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」(フジテレビ系)の第6話が、5日に放送された。  脚本・三谷幸喜、主演・菅田将暉による本作は、1984年の渋谷「八分坂(はっぷんざか)」を舞台に、1人の演劇青年が老若男女総勢25人超の全 … 続きを読む

「スクープのたまご」週刊誌記者への罵倒シーンに反響 美容師の言葉が「正論で苦しい」「さすが文春」

ドラマ2025年11月5日

 奥山葵が主演するドラマ「スクープのたまご」(TBS系)の第5話が、4日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、週刊文春を徹底取材して書かれた大崎梢氏の同名小説を実写化。大手出版社の「週刊誌」の編集部を舞台に、1人の若き新人 … 続きを読む

「娘の命」殺人事件の黒幕に“新堂”竹財輝之助が浮上 「竹財輝之助さん、またクズ野郎役」「全部がつながって面白い」

ドラマ2025年11月5日

 齊藤京子と水野美紀がW主演するドラマ「娘の命を奪ったヤツを殺すのは罪ですか?」(カンテレ・フジテレビ系)の第5話が、4日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、55歳の母・篠原玲子(水野)が、壮絶なイジメで娘を死に追いやっ … 続きを読む

「じゃあつく」“ミナト”青木柚の衝撃発言に「扱いが難しい」の声 「“勝男”竹内涼真が便器に挟まれる姿がシュール過ぎて爆笑」

ドラマ2025年11月5日

 夏帆と竹内涼真がW主演するドラマ「じゃあ、あんたが作ってみろよ」(TBS系)の第5話が、4日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、“恋人ファースト”ゆえに自分を見失ってしまった山岸鮎美(夏帆)と、“料理は女が作って当たり … 続きを読む

Willfriends

page top