映画初主演の清野菜名「すごく不安だった」 『東京無国籍少女』初日舞台あいさつ

2015年7月25日 / 13:56

 (左から)吉永アユリ、押井守監督、清野菜名、田中日奈子、花影香音 (c)2015東映ビデオ

 映画『東京無国籍少女』の初日舞台あいさつが25日、東京都内で行われ、出演者の清野菜名、田中日奈子、吉永アユリ、花影香音、押井守監督が登場した。

 本作は、女子美術高等専門学校に通う、心に傷を抱えた藍(清野)と、彼女を利用する大人や嫉妬する同級生との戦いを描く。

 本作が初主演作品となる清野は「この映画は私にとって大切な宝物となりました。皆さんの心の中にも一生残り続ける映画になっていくことを願っています」と話した。

 初主演については「すごくプレッシャーや不安はあったんですけど、監督やスタッフの皆さんに支えられて演じ切ることができました」と感謝を述べた。

 初めて撮影現場に入った時の印象については「最初に頂いた台本がすごく薄くてプロット状態だったので、不安で仕方なくて。監督に現場でいろいろと付け足していくからと言われて、それがもっと不安になって。クランクインした日はとにかく不安しかなかったです」と当時の心境を振り返った。

 また、押井監督がサプライズで、清野が欲しかったという電動立ち乗り二輪車と花束をプレゼントする一幕もあった。押井監督が「また一緒にやりましょう」と声を掛けると、清野は「これからもお願いします。(二輪車は)いっぱい乗ります。うれしい」と満面の笑みを浮かべた。


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