つんく♂、始球式で“ノーバン投球”を披露 声帯摘出公表後初めて公の場に

2015年7月3日 / 19:54

 音楽プロデューサーのつんく♂が3日、都内の東京ドームで行われたプロ野球、楽天-日本ハム戦で始球式を行った。声帯摘出公表後、初の公の場への登場となった。

 つんく♂は、背中に“TSUNKU♂29”と書かれた楽天のユニフォーム、首に白いストールを巻いて登場した。白煙の中、1塁側ベンチ横から姿を現すと軽やかな足取りでマウンドに向かった。打席には楽天の松井稼頭央選手が立ち、つんく♂が大きく振りかぶってノーバウンドの投球を披露するとスタンドから大歓声が飛んだ。

 つんく♂は4月に行われた母校・近畿大学の入学式でスピーチを行った際、喉頭がん治療による声帯摘出を公表した。このスピーチに楽天の三木谷浩史オーナーが感銘を受けたことがきっかけでこの日の始球式が実現したという。

 投球後には松井選手らがマウンドに駆け寄り、固い握手を交わした。その後は三木谷オーナーも登場し、ハグを交わした後、つんく♂は笑顔でグラウンドを後にした。

 つんく♂は始球式後に「マウンドからボールを投げたのは何年ぶりでしょうか…とっても楽しい時間でした。たった一球ですが、気持ちよかったです!」とコメントを発表した。

 続けて「今回、楽天の三木谷さんにお声掛けいただき、こうやって貴重な経験をさせていただく事ができたこと、心より感謝しております!」と述べ、「突き抜けるようなかっこいい新曲が2、3曲作れちゃいそうなそんな気分です! 球はボール球でしたが、それでもノーバウンドで届きましたね。よかった~」と振り返った。つんく♂は家族と共に試合を観戦しているという。


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