山田邦子「大好きなお姉さんだった」 今いくよさんの訃報に「落ち込みます」

2015年5月29日 / 19:29

 「ぜひがん検診に行ってください」と呼び掛けた山田邦子

 舞台「眠れぬ夜のホンキートンクブルース第二章~飛躍~」の公開稽古および囲み取材が29日、東京都内で行われ、出演者の山田邦子、津田英佑、鈴木拡樹、野久保直樹、水木英昭ほかが出席した。

 本作は、癒やしのホストクラブ「ホンキートンク」を舞台にしたヒューマンコメディー。山田は「何年たっても初日を迎える現実にはどきどきわくわくします。すごく練習したので、チームワークもばっちり」と自信をのぞかせた。

 イケメンの出演者に囲まれた山田は「きれいですね。やっぱり俳優さんだから。超幸せです。大きいものも小さいものも全部イケメンとしか仕事してきませんでしたからそこはぶれない。お客さんも大満足だと思います」とアピールした。

 また、28日に俳優の今井雅之さんと漫才師の今いくよさんが死去したことを受け、山田は「とても残念です。いくよさんは『オレたちひょうきん族』などでお仕事を一緒にさせてもらった大好きなお姉さん。さっき聞いて、驚いて混乱しています。落ち込みます」と語り、肩を落とした。

 自身も2007年に乳がんを患い出術した経験から「がんは恐ろしい病気ですが検診あるのみ。私は命拾いさせてもらいました。ぜひ検診に行ってください」と呼び掛けた。相方を失った今くるよについても「仲のいいコンビだったからかわいそう。本当に会いに行きたいです」と語った。

 舞台は都内、紀伊國屋ホールで30日~6月7日に上演。その後、名古屋、福岡、大阪、仙台を回る予定。


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