「大エルミタージュ美術館展 世紀の顔・西欧絵画の400年」記者発表会が7日、東京都内で行われ、女優の杏が出席した。
展覧会のテーマソングを担当することになった杏は「来年春からの開催なので、寒いロシアに訪れた暖かい春のような歌を作りたい。まだ妖怪の気分が残っているので、ちゃんと人間に戻ってから考えたい」と笑いを誘った。
普段から雑誌でアートのコラムを書くほどのアート好きだという杏。「いろんな美術品を印刷物で見ることはできるけど、本物の美術品に向き合ったときの距離感は、それを描いた画家との距離感を感じることができる」と自らの芸術観を語った。
また、初のオリジナル楽曲となるテーマソングについては「美とか歴史って歌の世界と共通するものを感じる。少しでも展覧会に合ったすてきな歌を作りたい」と曲作りの意気込みも語った。
展覧会は、2012年4月25日から7月16日まで東京・国立新美術館で開催。その後、名古屋市美術館、京都市美術館で開催予定。