ビートたけし「映画の台本よりも時間を掛けた」　初のアニメ原作に本気度の高さを示す

　三又又三（左）とビートたけし

　カルビー新ＣＭ発表会が１２日、東京都内で行われ、ビートたけし、三又又三ほかが出席した。

　新ＣＭシリーズはＣＭ制作初挑戦となるたけしが原作・監修を務め、さくらももこさんが作画を担当した。

　この日は、全２８体のＣＭキャラクターがお披露目され、そのうちの一体「ミマタ」のモデルで声優も務めた三又は「最初は３体ぐらいしか紹介されなかったのに、こんなにいたら僕のキャラクターがすごく薄くなってしまう」と危機感を募らせた。

　「何十年も前に出会い古い付き合い」というさくらさんについてたけしは「さくらさんが家を建てたときに酒を飲みに行ったことがある」と明かし、初のＣＭ制作は「ＣＭだから規制があって俺の好き勝手できるわけじゃない。それをどうかいくぐって文句を言われない面白いものを作れるかにこだわった」と語った。

　今後のアニメ制作への意欲を問われると「『せんとみつおの金隠し』とか『売れないの豚まん』とか。“スタジオブジリ”でおならばかりしてるなんてどう？」と語り、笑いを誘った。

　ＣＭの原作は「映画の台本を書くよりも時間を掛けて作った。昨日なんか打ち合わせを２時間半もした」と本気度の高さを示した。

　ＴＶ新ＣＭ第１弾「カルビーひとくち劇場はじまる」篇は１２日から全国でオンエア。