新藤兼人監督、「100歳の映画をもう1本撮りたい 「一枚のハガキ」が作品賞と監督賞を受賞

2011年12月28日 / 18:02

 「監督賞欲しかったんですけど…やっと手に入りました」と胸の内を明かした新藤兼人監督(中央)。左は津川雅彦、右は李相日監督 (c)KYODONEWS

 「第24回日刊スポーツ映画大賞・石原裕次郎賞」の授賞式が28日、東京都内で行われ、映画「一枚のハガキ」の新藤兼人監督が登場した。

 新藤監督が“最後の作品”として撮った「一枚のハガキ」は、自身の経験を基に描いた反戦映画で、作品賞と監督賞のダブル受賞を果たした。

 新藤監督は、「原作は私なんです。私が見た戦争というようなものを描きまして、長年気に掛かっていましたけどやっと終えることができて、今満足しています」と受賞の喜びを語った。

 また、本作に出演した津川雅彦は新藤監督の“すごいところ”について、「妥協しない。一切妥協しない。もうお年だから、いいだろうということがない。僕もこういうふうに生きたいですね」と語った。

 さらに司会の露木茂が、“まだ映画を撮ってほしい”と語ると、「だんだん年を取ってまいりまして、限界が来たと思ってますけど、いろんな周囲が許せば、100歳の映画をもう1本撮りたいと思います」と力強い口調で意欲を語った。


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