「第24回日刊スポーツ映画大賞・石原裕次郎賞」の授賞式が28日、東京都内で行われ、大泉洋が石原裕次郎賞を受賞した。
映画「探偵はBARにいる」で同賞を受賞した大泉は、裕次郎の妻のまき子さんから賞金300万円を手渡され、その重みに驚いた様子を見せた。
大泉は、「(三谷幸喜監督の)『ステキな金縛り』と僅差だったとようで…三谷さんからメールが来まして、『僕は怒っている、君は辞退すべきだ』と。辞退しないで良かった」と語り、会場を笑わせた。
続けて大泉は、「ある記事で、こういう映画が日本でヒットするのは珍しいと書いてありまして…主演俳優(自分)に映画での成功の実績がないと。全くその通りだと思いまして、本当に売れるのかと。でも今回、面白い作品を作ればお客さんは入ってくれると実感致しました」と確かな手応えを感じたことを語った。
また大泉が、故郷の北海道で今でも上映が続いているとコメントすると会場から拍手が沸き起こった。
さらに、続編の製作についてまき子さんが、「2作、3作と続くのは本当の話だそうですから」とコメントすると、またしても大きな拍手が沸き起こった。