漫画家でコラムニストの辛酸なめ子が、最新刊「サバイバル女道」の出版記念イベントを11日、東京都内で行った。
本書は、月刊誌「サイゾー」の連載を書籍化したもので、辛酸がさまざまな職業の人から学んだ、厳しい時代を生き抜くため処世術が記されている。
辛酸は、「雑誌が休刊になったり、仕事に対する不安が高まっていたので、何か手に職を付けなければと思っていろいろな職業の人に話を聞きに行きました」と新刊について語った。
また、「一番印象に残っているのは、土を食べるサイエンスライターの方。動物が土を食べてデトックス(解毒)しているので、人間も食べるといいんじゃないかってことで。野菜に土をかけて食べたり、一線を越えた感じが楽しかった」と当時を振り返った。
イベントには、本書の中で対談しているプリンセス・テンコーが登場。辛酸が気になっているというスウェーデンやドバイ首長国のイケメンプリンスについてテンコーは、「日本の黒髪や不思議なものが好き。神社でお土産を買って上げるといい」と王子さまとの恋愛テクを指南した。