映画「うさぎドロップ」の試写会が3日、都内で行われ、主演の松山ケンイチ、芦田愛菜、SABU監督が登壇した。物語は、独身男性の家に突然現れた6歳の少女との奇妙な共同生活を描いている。
紫の地に花を散らした浴衣姿の愛菜ちゃんに、松山は「似合ってますよ。美人ですよ。そこらへんの女優さんよりセクシーで奥ゆかしい」とべた褒め。撮影中は「愛菜ちゃんと共同生活を疑似体験する中で、すごく楽しかったし、すごく癒やされた。お芝居をしている感覚はゼロに近い。出来上がった作品は、自分と愛菜ちゃんとの思い出アルバムみたい」と振り返った。松山にとっては、幸せな時間だったようだ。
一方、愛菜ちゃんは「絵本を読んでもらったり、足を持って逆さにぶらぶらして、ベッドにボーンってしてもらった」と、松山を見上げながら笑顔で話した。
松山の子育て疑似体験は大成功のようだ。
映画「うさぎドロップ」は、8月20日から渋谷シネクイント、新宿ピカデリーほか全国公開