ミュージカル「モンティ・パイソンのスパマロット featuring SPAM」の制作発表会見が29日、都内で開催され、主演のユースケ・サンタマリアらと共にモンティ・パイソンのメンバー、エリック・アイドルが登場した。
本作は“コメディー界のビートルズ”と言われたイギリスのコメディーグループ「モンティ・パイソン」の映画をモチーフにしたミュージカルで、世界20カ国以上で上演されている。
会見のため緊急初来日したエリックは、「日本の首相になる準備ができているので来日した」と、民主党の代表選に掛けたジョークであいさつし、笑いを誘った。
また、東日本大震災については、「人生楽に生きよーよ」と日本語で歌を披露した後、「自分の人生がひどいものだと感じた時、思い出してほしい。笑って、歌って、踊って、楽しい気持ちになるために、この歌のスピリットが必要だと思う」と被災者にエールを送った。
一方、主演を務めるユースケは、「今回の役は、王様なのにみんなに無視されるという、自分と同じ役。どうせユースケだろと言われる、そんな自分が普段感じている憤り、悔しさを全部ぶつけていきたい」と意気込みを語った。
舞台は2012年1月9日から赤坂ACTシアターで上演。