笑福亭鶴瓶、中井貴一にライバル宣言 引退表明の宮崎駿監督には「惜しいです」

2013年9月2日 / 18:57

 日本語吹替えキャストを務めた(左から)中島美嘉、芦田愛菜、笑福亭鶴瓶、中井貴一

 映画『怪盗グルーのミニオン危機一発』の吹き替え版完成報告会が2日、東京都内で行われ、日本語吹き替えキャストの笑福亭鶴瓶、芦田愛菜、中島美嘉、中井貴一が出席した。

 本作が声優初挑戦となった中井は「鶴瓶さんがやっていらっしゃると聞いて、自分にもできるのではないかと思いまして、やらせていただくことにしました」と語って笑わせた。

 それぞれが吹き替えを担当したシーンが上映され、鶴瓶が「(中井は)本当うまいわ~。ぱーんとやってしまうところが腹立つんですよ。本当のライバルです」と悔しがると、中井も「鶴瓶さんのアフレコを見学して勉強になりましたし、自信もつきました。そういう意味では鶴瓶さん(が相手)で良かったと本当に思いますし、できれば一生鶴瓶さんと一緒に仕事がしたいです」とやり返した。

 また、引退表明が報道された宮崎駿監督についてコメントを求められた鶴瓶は「今日新聞に大きく出ていましたね。僕が見させていただいたのは『千と千尋の神隠し』だけですが、引退されるのは惜しいですね。辞めてほしくなかったです。僕より10歳年上ですけど、まだまだ元気だったらアイデアを出してほしかった」と語った。

 映画は9月21日からTOHOシネマズ有楽座ほか全国ロードショー。


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