インパルス板倉「家庭を持ちたい」 『樹海のふたり』完成披露試写会

2013年6月12日 / 15:07

 (左から)きたろう、烏丸せつこ、堤下敦、板倉俊之、遠藤久美子、山口秀矢監督

 映画『樹海のふたり』の完成披露試写会が12日、東京都内で開催され、出演者のインパルス(板倉俊之、堤下敦)、きたろう、遠藤久美子、烏丸せつこ、山口秀矢監督が舞台あいさつを行った。

 本作は、落ちこぼれのフリーテレビディレクターが、取材した富士の樹海で生きていくことの意味を考えていく姿を実話を基に描く。お笑いコンビ、インパルスの2人が映画初主演を果たした。

 2人は劇中で使用したカメラを持って登場。板倉は「まさか私が主演とは…。申し訳ありません。主演は最初で最後でしょう。コンビを組んで15年、初めて堤下は頼りがいがあると思った」と弱気なあいさつ。すると、きたろうが「ちゃんとセリフを考えてこいよ。まったくおまえは他力本願なんだから」とすかさず突っ込んで笑いを誘ったが、「2人とも撮影中もやる気が見えてこなかったけど、かえってそれが良かった」とフォローした。

 また妻役の遠藤が「現実もこんな家庭ならいいなあと思った」と語り、山口監督が「板倉さんも家庭を持ちたいと言っていた」と明かしたことから、報道陣から「交際に発展?」の質問が飛んだが、2人とも「それはないですよ」と苦笑いしながら否定した。

 映画は7月6日からユーロスペース他全国順次公開。


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