映画「TAKAMINE アメリカに桜を咲かせた男」の完成披露試写会が17日、都内で行われ、主演の長谷川初範、共演の渡辺裕之、田中美里が舞台あいさつを行った。
本作は、実業家として日米友好にも力を注いだ明治時代の化学者・高峰譲吉の後半生を描いたもの。
高峰を演じた長谷川は、「日本もこういう立派な人がいたのかと思うと誇りに感じる。演じられて名誉なことだと思う」と語った。
3人は、アメリカロケ中の、日米のスタッフの考え方や撮り方の違いなど、思い出話に花を咲かせた。
最後に渡辺が、「今の時期に、国を憂い、正義感を持った人が描かれたこの映画が公開されることに運命的なものを感じる」と語ると、長谷川も、「明治の人は、僕たち子孫のために本当に頑張ってくれた。そのことをぜひ知ってほしい」と言葉に力を込めた。
映画「TAKAMINE アメリカに桜を咲かせた男」は5月28日から有楽町スバル座ほか全国順次ロードショー。