井上芳雄「演出家の要望に応えられる俳優に」 芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞

2013年3月12日 / 17:01

 平成24年度(第63回)芸術選奨文部科学大臣新人賞を受け、受賞会見を行った井上芳雄

 平成24年度(第63回)芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞した井上芳雄が11日、東京都内で会見を行った。

 井上は、東京芸術大学音楽学部声楽科在学中の2000年にミュージカル「エリザベート」の皇太子ルドルフ役でデビュー。今年は「第20回読売演劇大賞」の優秀男優賞も受賞している。

 現在、井上は、東京都内の日比谷シアタークリエで上演中のミュージカル「ウェディング・シンガー」に主演中。2年前に東日本大震災が起きた当日も本作の上演中だったという。「2年たって同じ日に同じ『ウェディング・シンガー』をやらせてもらっていて、このような賞も頂けるなんて2年前は想像もつかなかった」と感慨深げに語った。

 選考対象期間となった12年には6本の主演作があった井上。これまで井上ひさしさん(第22回)、市村正親(第34回)、松たか子(第50回)らが受賞してきた賞について「新人賞っていう賞の定義が広いなと思った」と苦笑しながらも「まだまだ未熟なんですけど、演出家のイメージや要望にできるだけ応えられる俳優になりたいと思っています」とあらためて意気込みを語った。


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