演歌歌手の大月みやこの新曲「女…さすらい」発表会が22日、都内で行われ、本人がインタビューに答えた。
自身の誕生日4月23日に発売するという新曲について、大月は「4月は世の中のいろいろなスタートの時期。“前を向いて歩いて行けそうな思い”が持てる月であり、誕生日もあるお気に入りの月に、新曲を出せてうれしい」。また、「作詞作曲の先生は、平成4年に日本レコード大賞を受賞したときの『白い海峡』のコンビ。今回は、いとしい人とふるさとを思いながらも、自分の夢に向かって都会に出て行く“凛(りん)とした女性”を歌います。『歌手を目指す』という強い気持ちを持っていたころの自分の思いと重なります」と、新曲を紹介した。
東日本大震災の話になると、「大地震の前々日の9日に、被災してしまった仙台のコンサートホールでイベントをしていて、大きな地震に遭った。その後新幹線で帰ってきて難を逃れましたが、人ごとではない気持ち…」と、被災地への複雑な思いを語った。