寺島しのぶ「子どもを見せられなかった」 若松監督遺作の舞台あいさつで涙

2013年1月18日 / 14:01

 (左から)高岡蒼佑、佐野史郎、寺島しのぶ、井浦新

 映画『千年の愉楽』の舞台あいさつが17日、東京都内で行われ、出演者の寺島しのぶ、佐野史郎らが囲み取材に応じた。

 本作は中上健次の同名小説の映画化作品で、昨年10月に不慮の事故で急逝した若松孝二監督の遺作。

 寺島は「この場に監督がいないことが信じられないです。監督は『映画は見てもらってこそ映画だ』とおっしゃっていたので多くの方に見てもらいたいし、監督はそれを一番喜ぶと思います」とコメント。

 若松監督から学んだことを問われると「言葉では言い表せないです。人間・若松孝二を見ているだけで幸せでした」と振り返った。また、「私の子どもを見たいと言ってくださった監督に、子どもを見せないでお別れしてしまったのが残念です」と、涙を浮かべながら悔やんだ。

 若松作品の常連だった佐野は「監督とはデビューする前からのお付き合いでした。これから監督のいない日を生きていくのを、悲しく思います」と話した。

 映画は3月9日からテアトル新宿ほか全国順次ロードショー。


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