新案内役の鶴太郎「日本よ、奮い立て!」 「江戸時代の日本人の顔を描いてみたい」

2012年10月12日 / 18:07

 「江戸時代は身近に感じる」と語った片岡鶴太郎 (c)KYODONEWS

 俳優の片岡鶴太郎が、BS-TBSの「謎解き!江戸のススメ」の新案内役として10日、東京都内で収録に臨んだ。

 画家でもある片岡が、10月から市川染五郎に代わって案内役を務める。江戸文化を見詰め直し現代に生かすヒントを発見するこの番組で、芸術家としての視線から分かりやすい解説を目指す。

 片岡は、同心や歴史上の人物を演じた経験から「江戸時代は身近に感じるし、とても面白い時代。田沼意次の回では、現代と同じような状況を迎えていた時代に、こういう人物こそ必要だったと感じたし、坂本龍馬のような若いエネルギーが時代を変えたことからも『今の日本よ、この番組を見て奮い立て!』と言いたい」と語った。

 また「江戸に生きていた日本人の顔を描いてみたい。手配書の罪人の似顔絵も興味深い」と画家ならではのコメントも寄せた。


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