榮倉奈々「練習したのに乗馬のシーンが…」 上地雄輔「知将の役を目に焼き付けてほしい」

2012年9月20日 / 19:15

 劇中と同じように「えいか、えいか、おー!」の掛け声を発した(左から)上地雄輔、榮倉奈々、野村萬斎、佐藤浩市、成宮寛貴 (c)KYODONEWS

 映画「のぼうの城」のジャパン・プレミア・イベントが20日、東京都内で行われ、出演者の野村萬斎、榮倉奈々、成宮寛貴、山口智充、上地雄輔、山田孝之、佐藤浩市、犬童一心監督、樋口真嗣監督が登壇した。

 本作は、和田竜氏のベストセラー小説を映画化した戦国エンターテインメントの超大作。

 不思議な魅力を持った主人公の“のぼう様”こと成田長親を演じた萬斎は「原作にはこの人がどういう思考回路を持っているのかまったく書かれていなかったので、どう役作りをすればいいのか分からず困った」と苦労を語ったが、「ここにいる個性豊かな人たちが際立つ中で、台風の目のようにぽっと空いている緩いのんきなキャラだと気付いたので、そのように演じた」と振り返った。

 また、時代劇初出演となった榮倉が「せっかく2カ月も練習したのに乗馬のシーンがカットされた」と訴えると、犬童監督が「僕が切りました。でも、乗馬のシーンはちゃんと入ってますよ」と説明した。

 最後に、長親と相対する石田三成を演じた上地が「知将の役は多分最初で最後になると思うので、目に焼き付けてほしい」と語り、笑いを誘った。

 映画は11月2日から超拡大ロードショー。


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