松たか子、3年ぶりの「ジェーン・エア」 姉・紀保に「純愛かどうか聞き出していく」

2012年7月5日 / 16:48

 姉・紀保の結婚について語った松たか子(右)と橋本さとし (c)KYODONEWS

 ミュージカル「ジェーン・エア」の制作発表記者会見が5日、東京都内で行われ、出演の松たか子と橋本さとしが登場した。

 本作は、「レ・ミゼラブル」をはじめとする数々の傑作を生み出した演出家ジョン・ケアードが、文学史上不朽の名作を2000年にブロードウェーでミュージカル化したもの。日本での初演は09年で、今回、3年ぶりの再演となる。

 ジェーンを演じる松は「スタッフ、キャストの皆さんが、再演を希望してくれたことは、何よりのことだなと本当に思いました。この3年がどういう意味を持つのか、一生懸命稽古をして、本番に臨みたいです」と意気込みを語った。

 相手役ロチェスターを演じる橋本は「僕は今までイケイケの役が多かったですし、ラブストーリーの相手役の経験もなかったので、(初演時は)完全に手探り状態でした。それだけ苦労した分、自分にとって大きな作品で、役者としても大きく成長させていただいた」と語った。

 また、松の姉で女優の松本紀保は、俳優の川原和久との結婚を発表したばかり。純愛を描く本作にちなんで、報道陣から「身の周りにも、純愛を貫き通して結婚された方もいらっしゃいますけど」と聞かれた松は「家族であっても、姉がどういうプロセスを経て愛を育んできたのかは分からないです。姉なりのいろんな思いを経て(結婚を)決断したんだと思います。純愛かどうかは、これからゆっくり聞き出していきます」とうれしそうに語った。

 舞台は10月6日~28日、日生劇場で上演。


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