女優の小泉今日子が4日、東京都内で行われた、「第49回ギャラクシー賞贈賞式」に出席した。同賞は日本の放送文化に貢献した優秀な番組・個人・団体に贈られる。
ドラマ「最後から二番目の恋」で「テレビ部門 個人賞」を受賞した小泉は、「役柄の、40歳を過ぎて、独身で、仕事しかないみたいなところが自分と共通していると思う。最近は、出る側も見る側も、若い人を中心に作られていると思う。その中で40代を演じるということもあり、若い人たちが見て“大人になるのも悪くないな”と思えるような、同世代の人たちからはエールを送ってもらえるような役作りをしました」と笑顔で話した。
また、今年でデビュー30周年を迎えたことについては、「仕事しかないので、気が付いたら30年になっていた。(今は)世の中にあまり明るいニュースがないと思うから、若い人たちは私たちよりももっと不安を抱いていると思う。なので、景気のいい時代を知っている私たちが先導していければいいなと思っています」と苦笑いを浮かべながらも今後への抱負を話した。