映画「ラム・ダイアリー」公開記念イベントが26日、東京都内で行われ、お笑いコンビ・平成ノブシコブシの吉村崇と徳井健太が登場した。
本作は米俳優のジョニー・デップが、親友の故ハンター・S・トンプソンの同名小説を、自らが企画し、製作・主演を務めた渾(こん)身の作品。夏のカリブを舞台に、デップ演じるジャーナリストが、個性豊かな記者仲間に翻弄され、さまざまなアクシデントに巻き込まれていく様子を描いている。
イベントでは、吉村と徳井がデップに扮(ふん)して登場し、どちらが日本のジョニー・デップにふさわしいかを決めるべく“ジョニー度対決”が行われた。
徳井が挑戦したのは、デップが劇中、金魚鉢から直接水を飲むシーン。大量の水を一気飲みする勇姿を見せつけたが、よほど苦しかったようで、その後は何度もゲップをしていた。一方の吉村は、パンツ一丁で窓の外を見渡すシーンを披露したが「まるで、不倫相手の彼氏が帰ってきて、慌ててベランダから逃げるサラリーマンのようですね」と自虐的なコメントで会場を笑わせた。
審査員役のデップファン9人の判定は、8対1で吉村の圧勝。「吉村さんの方が顔立ちが濃い分、似ていたのかな」という判定理由を聞いた徳井は「あんなに体張ったのに」と不満そうだった。一方、勝者の吉村は「これでプロフィールに『日本のジョニー・デップこと吉村崇』と書けるわけですね」と満面の笑みを浮かべた。
また、デップと女優のヴァネッサ・パラディとの破局が正式に発表されたことに話題が及ぶと、徳井は「うちもやばいですね。去年も2回ぐらいしか子供に会っていないです」と明かし、「できれば、離婚はしたくない」と本音をぽろり。
吉村が「徳井は、奥さんから自動車教習所代を3回もらったんですけど、毎回全部、ギャンブルに使い込んじゃったんですよ。それで、“吉本”にお金借りて、今、やっと教習所に通っている。このことがばれたら離婚ですよ」と暴露。徳井は「(妻に)次、借金したらマジで別れるって言われていたのに、また借金しちゃいました。これ、放送されたらもう終わりですよ、本当に」と真顔で不安そうに語った。
映画は、6月30日から新宿ピカデリーほか全国ロードショー。