今月3日に滞在中のハワイで事故死した芸能事務所・長良グループ会長の長良じゅん氏(本名・神林義忠)の本葬が22日、東京都内で行われ、所属タレントの中村玉緒、グッチ裕三、氷川きよしをはじめ、北島三郎、和田アキ子、ビートたけし、梅宮辰夫、八代亜紀など、事務所の垣根を越えて約5000人が参列した。
氷川は、育ての親である長良氏について「『悲しい歌も笑顔で歌いなさい』って言われたことがあって…。『悲しいときに悲しくなって歌っていたらいけないよ』って叱っていただきました」と、涙ながらに思い出を振り返った。
また、「今日はお別れさせていただいたという気持ちはない。会長の魂は永遠に僕の心の中に生きているので、御恩返しできるように、これからも長く歌手として一人前になれるように練習していきます」と力強く決意を語った。
北島は「寂しいですね。“先に行きやがって”と、大事なものを取られたような気持ち。今は演歌は寂しいけれど、『もういっぺん演歌の素晴らしさを伝えたいね』という話をこの間したばかり。これからは、みんなで力を合わせて演歌を頑張って行くぞという気持ちです」と心境を語った。