河本準一「自分の認識が甘かった」 受給金は返納の意向「納税者に申し訳ない」

2012年5月25日 / 13:31

 「少ない収入で親の面倒を見ている方たちにあらためておわび申し上げたい」と話した河本準一 (c)KYODONEWS

 お笑いコンビ次長課長の河本準一が25日、母親の生活保護受給騒動について東京都内で会見を行った。

 白いワイシャツにグレーのスーツ、ダークカラーのネクタイ姿で現れた河本は「今回の騒動で大変ご迷惑をお掛けしました。申し訳ございませんでした。母親が生活保護を受けていたのは事実でございます。今になるとむちゃくちゃ甘い考えだったと深く反省しています」と謝罪し、深々と1分弱、ずっと頭を下げた。

 生活保護を受け始めた時期については「14、15年前、まだ自分の仕事がなかった時期から。そのとき自分の年収が100万円を切っていて、親の面倒が見られなかった」と説明。

 さらに「自分の仕事は収入が不安定」であることの不安感から、受給を止めることができなかった、と弁明した。

 その後は2度にわたり河本からの援助金を増額し、「今年3月か4月に、母親から生活保護を打ち切りたいと言ってきた」と話した。

 しかし「すべて福祉の方と相談の上で決めたこと。何がいけないんだ」という思いもあったと明かし「今はそれが甘い考えだったと反省しています」と語った。

 今後については、「うちのオカンがお世話になったお金をきちんとお返ししたい。お金を返した上で、その後は(出身地)岡山のために貢献したいと思っている」と返納する意思を示した。

 最後に「少ない収入や不安定な仕事をしている方は、日本全国にたくさんいらっしゃいます。自分の仕事が不安定というだけで、甘い考えを持ってしまって申し訳ありません」と頭を下げた。


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