映画「テルマエ・ロマエ」完成披露イベントが22日、東京都内の銭湯で行われ、阿部寛、上戸彩、市村正親、宍戸開が登場した。
同作は、シリーズ累計500万部を突破した同名の漫画が原作。古代ローマ帝国の風呂専門の設計技師が、現代日本にタイムスリップするという物語で、その内容にちなんで、 銭湯の脱衣所で行われた。
阿部は「天井が高くて気持ちいいですね。でも、こういう会見はないので、不思議な感じがします」と話した。上戸も「今は銭湯に行く機会がないので、行きたくなります」と楽しんでいる様子だった。
同作で、古代ローマ人を演じた阿部、市村、宍戸に対して、“誰が一番濃い顔だと思うか?”との質問が飛んだ。宍戸は「ローマで撮影しているときに、イタリア人のエキストラを含めて“誰が一番濃い顔か”っていうアンケートを取ったら、北村一輝さん(ケイオニウス役)でした」と明かした。市村も、「われわれ(阿部、市村、宍戸)は、髪をクリンクリンにしないとローマ人になれないけど、北村さんはそのままの髪でもなれるから、やっぱり一番濃いんだね。この場にいないから言えるけど」と同調。それを受けた阿部は「現場でもこの話をしていると、けんかになるんですよ」と苦笑い。
すると、紅一点の上戸が「“お前の方が濃い”と言い合ったり、似顔絵を描いて濃さを競ったり、現場で何度も聞いてきましたけど、私からすると皆さん濃いです。ローマの現地の方よりはるかに濃かったです」とあきれ顔で話し、会場を笑わせた。
映画は、4月28日から全国東宝系で公開。