「たまごっち」の20周年を祝うイベント「たまごっち20しゅーねん お祝い夏まつり たま祭り」が22日、東京都内で行われ、お笑いトリオ、ロバートの秋山竜次が出席した。
秋山は「たまごっち」の生みの親を名乗る架空のおもちゃクリエーターのキャラクター“安来我楽(やすきがらく)”に扮(ふん)した姿で登場した。
会場に集まった約200人の親子連れの前で、紙コップで作った手づくりのおもちゃを紹介したり、“真剣じゃんけん大会”などを行い、会場を盛り上げた。
「たまごっち」が20周年を迎えたことについては「うれしいもんですね。寿命が長いおもちゃって難しいから、最初はこうなるとは正直思ってもいなくて。最初はもう僕は、卵を売ろうとしていたんですよ。本当はシンプルに卵を温めてニワトリにするっていう、卵自体の育成ゲームを作ったんですけど、上層部に叱られまして。で、デジタルゲームにしなきゃってことで『たまごっち』になりました」と安来我楽に成り切って誕生秘話を明かした。
また「20周年ということで、『たまごっち』に感謝しなくちゃいけないんだけれども、まず最初に卵に感謝しなくちゃいけない。名前をもらっている卵に対して失礼な話だからね」などと語り、会場の笑いを誘った。
今後のたまごっちの新商品については「今考案しているのが、食べられるたまごっち“厚焼きたまごっち”を考えている。厚焼き玉子の中にたまごっちを埋め込んで、小腹がすいたらちょっと食べられるっていうのを若手に言っているんだけど、なかなか動いてくれないんだよね。30周年に向けてこれをやりたいと思います」と展望を語り、笑わせた。