小山薫堂「洋画には、やっぱりワイン」 新企画で単館系映画館を応援

2012年3月29日 / 16:56

 安西水丸(左)と「映画文化は地域の光になると思うので、映画館が残るのはいい」と語った小山薫堂 (c)KYODONEWS

 ニッポン「W座」プロジェクト発表会見が29日、東京都内で行われ、放送作家の小山薫堂とイラストレーターの安西水丸が登場した。

 本プロジェクトは、WOWOWシネマの「W座からの招待状」の中に、新コーナー「W座を探して」をスタートさせる。このコーナーで毎週、全国にある単館系映画館を紹介し、将来的にはWOWOWが中心となって全国に劇場ネットワークを築き“流行に左右されない上質な映画”を盛り上げていくという企画。

 家で映画を鑑賞するときの雰囲気づくりについて聞かれた小山は「環境を映画館に近づけるということはないのですが、好きなお酒を横に置きながら、映画館以上にリラックスした環境で見ています」と答えた。好きなお酒は「ワインが好きだったんですけど、今は日本酒にはまっております。洋画のときはやっぱりワイン」とこだわりを語った。

 一方、安西は「比較的映画館に行く方なんですね。(でも)家で見るというのもなかなかいいなと思います。お酒をちびちびやりながら、葉巻をくゆらせながら…幸せな気分で、楽しく見ています」と語った。

 連動企画の今後については「日本映画の才能ある人たちに協力していただいて、地方の劇場でしか見られないような小さな作品に一つの呼び水として、来ていただく。そういうことができたらすてきだなと勝手に思っております」と小山。安西は「若い映画作家、これから撮りたいという作家さんを応援して、地方で上映するのはいいんじゃないかなと思います。そういった人たちを応援するシステムが出来てきたら面白いと思います」と語った。


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