「私には生活の才能がない」 のんの幸せはポテチとチョコレート

2016年11月12日 / 16:27

 アニメーション映画「この世界の片隅に」初日舞台あいさつが12日、東京都内で行われ、主演のすず役を演じるのん(旧芸名・能年玲奈)、監督の片渕須直、音楽を担当したコトリンゴが登壇した。

 印象に残ったシーンを聞かれたのんは「生活をすることをすずが楽しんでいると感じるところです。生活のために節約について考えたり、着物のリフォームに取り組むすずをたくましく感じました。私自身は生活の才能がないので、毎日ご飯を食べたり洗濯をしたりするのが苦手なんです。だけど、すずを通して一生懸命に生活する楽しさを知ることができた気がします」と答えたのを受け、片渕は「実は僕も、のんさんから監督って生活の才能ないですよね?って聞かれました」と付け加えると会場からは笑いが起こった。「監督は仕事をしすぎてご飯食べないので心配になってしまいます。だから焼きそばパンの差し入れを持って行ったこともあります」と監督への気遣いを見せたのん。

 日々の生活で感じる幸せなことについて話が及ぶと、のんは「ポテトチップスとチョコレートを食べるときです。いま制限していて、次の日が何もないってときじゃないと食べられないんです」と体型管理への真剣さが見えたかと思うと、片渕から「でもこないだチョコレートダメなんですって言いながらキャラメルをぱくぱく食べてたよね?」と質問が飛んだ。すると「キャラメルはまだ制限してなくて…」と持ち前の天然さと、はにかんだ姿にドッと笑いが起こった。

 同じ質問に片渕は「ぼくはゆっくりした時間が取れていないのですが、最近朝ごはんの写真をツイッターに載せるとコトリンゴさんから論評をいただくことがあって、それが楽しいです」とコメント。コトリンゴは「だってパンにきゅうり1本がどーんって乗ってるだけの写真なんですよ?」と会場を驚かせた。

 その話を聞いたのんは「素敵ですよね、朝からそんなインパクトのある朝ごはんを食べているなんて。だけど、映画は丁寧に描かれているので安心してください」と上手にまとめてみせた。映画への意気込みをのんは「皆さまがどう感じたか気になるところではありますが、素晴らしい作品なのでお友だちや家族に勧めていただけるとうれしいです」と笑顔を見せた。


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