「au発表会 2016 Summer Vol.2」が28日、東京都内で行われ、杉良太郎と眞鍋かをりがゲストとして出席した。
会場ではシニア向けとして新たに2機種が発表され、現在「ガラケー」と呼ばれる従来型の携帯電話を使用し「スマホは持っていませんし興味もなかった。長い間時代劇をしてきた人間に持たせたり理解させるのは無理ですね。役者の中でも私はとくに古い人間なので…。人選が悪かったのではないかと不安です」という杉に、眞鍋が最新スマホの使い方をレクチャーした。
「生活のありとあらゆることをスマホでやっています」と自信たっぷりな眞鍋は「私の親もガラケーからスマホに替えた時はどうしようと言っていましたが、すっかり慣れた今はさくさく使いこなして子どもの写真をアプリで共有したり、電話以外にも楽しいことがたくさんできます」と猛アピールした。
まずはガラケータイプを試した杉は「画面がきれいだし、押すと(操作方法が)出てくるので使いやすいと思う」とさっそく興味を示し、初めてスマホを手に取ると自然にカメラを起動し報道陣を撮影。驚いた眞鍋にほめられると「押しただけだよ。カバーを開けるだけでできるのはいいね」とうなずいた。
続いて眞鍋を被写体としてアップの構図で撮影すると「カメラは簡単だね。半押しすればピントが合う? もう1回。病みつきになりそうじゃない?」と全身の構図でもきれいな写真を撮影した。
最後に眞鍋との2ショットを“自撮り”すると「自分撮りというのはちょっと照れるね。自分のイメージとどんどん離れていくみたい」と言いつつまんざらでもない様子で、「日本で一番時代遅れの男が、スマートフォンに挑戦してみようかなという気持ちが起きたのは自分にとっては革命的。活用させていただきたいと思います」と意欲を語った。
また、福祉活動に取り組み続けて57年という杉は、災害時につながりにくくなる電話回線を危惧し、「回線の問題だよね。『助けて』と言いたい緊急の時ほどつながらない。auには絶対それ(改善)をやってもらいたい」とリクエストしていた。