ロックバンドのAqua Timezが22日、約1年ぶりに新曲「MASK」を発売し、東京都内で購入者限定リリースイベントを開催した。
「MASK」は、希望、切なさ、悲しさ、愛情。さまざまな感情が交差する日常で、自分らしく生きることの大切さを訴え掛けたメッセージソング。
イベントでは、約200人の若いファンが待ちわびる中、メンバーの太志、OKP-STAR、大介、mayuko、TASSHIが登場。歓声が巻き起こる中、人気楽曲の「千の夜をこえて」が演奏された。
歌い終えるとボーカルの太志は、「新曲のリリース日にみんなに会えてうれしいです。今、ダイエットを終えたところなので、今日は最後まで目いっぱいやって、いっぱい食いたいと思います」と話し、会場を盛り上げた。
新曲の作詞作曲を手掛けた太志は、「自分にとって“高いハードルのものをやります”って言うだけじゃなくて、正直に“できない”と言うことも勇気だと思う。俺はそういうことができていなかったなって思って書きました」と自ら曲紹介をした後、思いを込めて熱唱した。演奏中には、「MASK」の世界観に共感して、サイトに寄せられた222件の投稿メッセージがスクリーンに映し出される演出もあった。
ライブでは、このほか太志が自らの半生をつづったカップリング曲の「1980」、ヒット曲の「虹」「Velonica」など全7曲が演奏され、ファンを熱狂させた。