高嶋政宏が弟・政伸について語る 「この騒動、早く終わってほしい」

2012年2月24日 / 19:35

 (前列左から)高嶋政宏、松雪泰子、大林宣彦監督、富司純子。高嶋は「こんなすごい台本は読んだことないと思った」と語った。 (c)KYODONEWS

 映画「この空の花 ―長岡花火物語」の完成披露試写会が24日、東京都内で行われ、出演者の松雪泰子、高嶋政宏、大林宣彦監督らが登壇した。

 本作は、新潟県長岡市を舞台にしたセミドキュメンタリータッチの劇映画。登場人物のほとんどが実在の人物をモデルにして作られている。

 松雪は撮影を振り返り、「初めての大林組は毎日が驚きの連続だった。監督は常に私の想像を超える新しいものを提示してくれた」と語った。

 一方、高嶋も「初めて台本を読んだとき、感動で椅子から立ち上がれなかった。長岡の地元の人たちの中で撮影するということが、演じる上で大きな助けになった」と熱く語った。

 また高嶋は、大林監督との出会いを振り返り、「大学生のころ、将来のことも考えずに遊びまくっていた。そんなときに招かれたパーティーで監督とお会いした。それが僕のデビューのきっかけなんです」と意外なエピソードを披露し、笑顔を見せたが、最後に離婚調停中の弟・高嶋政伸について聞かれると、「この騒動、早く終わってほしいです」と語り、足早に立ち去った。

 映画は4月7日から新潟県長岡市で先行ロードショー。初夏全国ロードショー。


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