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セリーヌ・ディオンは、今どきの若者が何をしているのかをきちんと把握している。少なくとも今はそうだ。世界的ポップ・スターである彼女はついに今週TikTokに参入したが、その方法も実に“セリーヌらしい”ものだった。
現地時間2026年1月5日に投稿された17秒の動画でセリーヌは改めて自己紹介をし、自身のTikTok時代の幕開けを正式に宣言した。57歳の彼女は、自身のファースト・ネームと同じ名を持つフランスのファッション・ハウスの黒いフーディーを着用し、「私の名前はセリーヌ」と名乗った後、「何歳だっけ?」と問いかける。「子どもがいるの」と続けると、光る夜景を背にクールな若者風のポーズを決めながら、「ママ、TikTokやらなきゃ!」とすすめる14歳の双子の息子たちになりきる。
戸惑った様子を演じながら「TikTok?」と口にすると、背後ではサンプリングされた声が「WHAT?!」と叫ぶ。「前に聞いたことはあるわね。突然、私クールになってる」と語ると、『サインフェルド』を思わせるベース音が鳴り響き、顔にはデジタルのサングラスが合成される。「セリーヌ・ディオンがクール。すごいわね」と、彼女は絶妙な驚きを交えて宣言し、「TikTok、行くわよ! チャオ」と締め括っている。
彼女はキャプションでその意図を補足した。「“セリーヌ、今がその時だ……”とみんなに言われて、“何の時間?”って聞いたの。そしたら……まったく新しいことだったみたい」とセリーヌは綴り、「チームが全部やるからって言われて、携帯を返してくれたかと思ったら、スッとどこかへ行ってしまった。というわけで、今はこのTikTokの世界がどういうものかを、動画1本ずつ学んでいるところ。ここに来てくれてありがとう。一緒にいられてうれしいわ」とファンに語っている。
現時点でディオンのTikTok投稿はこの自己紹介動画のみだが、フィードには他のSNSからの過去動画が並んでいる。
昨年末には、ジム・キャリーが主演した2000年版『グリンチ』のモノローグを披露するためにグリンチの仮装をし、エリック・カルメンのバラード「All By Myself」の名カバーを歌うなど、おちゃめな一面を見せていた。また大晦日には、ファンに向けた心のこもったメッセージを投稿。「新しい年を迎えるにあたり、皆さんに私の愛を送ります。今年が健康と幸せ、そして心の平穏をもたらしますように。小さなことの中に笑いを、困難な時には強さを、そして愛する人たちと作る思い出の中に喜びを見つけられますように」と語っていた。
今回のTikTok動画は、近年公の場での露出が少なくなっていたセリーヌにとって、貴重な近影の一つでもある。彼女は2022年に神経疾患であるスティッフパーソン症候群と診断され、声への深刻な影響や制御不能な震えにより、予定されていた2023年から2024年にかけてのワールド・ツアーを健康回復に専念するために中止していた。
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