【米ビルボード・ソング・チャート】テイラー・スウィフト「ザ・フェイト・オブ・オフィーリア」通算9週1位、エラ・ラングレーTOP5入り

2026年1月6日 / 09:45

 今週(2026年1月10日付)の米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”は、テイラー・スウィフトの「ザ・フェイト・オブ・オフィーリア」が返り咲き、通算9週目の首位を獲得。TOP10には、エラ・ラングレーの「チュージン・テキサス」が前週の48位から5位にジャンプアップして、自身初のTOP10入りを果たした。今週の集計期間は2025年12月26日~2026年1月1日を反映しているため、ホリデー・ソングがチャートから離脱したことで大きく入れ替わっている。

 「ザ・フェイト・オブ・オフィーリア」は、今週のアルバム・チャート“Billboard 200”で12週目の首位を獲得した『ザ・ライフ・オブ・ア・ショーガール』からのシングルで、2025年10月18日~12月6日付まで8週間連続で1位を獲得した後、ホリデー・ソングの上昇により4週間(2025年12月13~2026年1月3日付)首位の座を明け渡したが、今週ホリデー・ソングがチャート上位から後退したことに伴い、前週の28位から1位にジャンプアップした。なお、先週のチャート(1月3日付)では、ホリデー・ソングが史上最多となるTOP24位を占めるというチャート・アクションが展開されていた。

 9週目の首位を獲得した「ザ・フェイト・オブ・オフィーリア」は、今週の集計期間に公式ストリーミング再生数が1,830万回(前週比9%増加)、ラジオのオーディエンス・インプレッション数が6,070万回(前週比12%増加)、セールスは30,000(前週比779%増加)を記録した。

 ストリーミング・ソング・チャートでは通算8週目の首位を獲得して、エアプレイ・チャートでは前週の2位から3位に下降した。今週セールスが急上昇したのは、集計期間中にアナログ盤が出荷されたからで、デジタル・ソング・セールス・チャートでは5位から4位に上昇(最高位は1位/6週間)。30,000の内訳はアナログ盤による売上枚数が26,000(今週の最高売上枚数)、デジタル・ダウンロードが4,000となっている。

 テイラー・スウィフトは「ザ・フェイト・オブ・オフィーリア」で首位獲得曲数を通算13曲目に更新し、チャート史上4位タイの記録に到達。首位獲得総週は今週で通算45週目に更新され、歴代8位の記録を達成した。

 首位を獲得した全13曲のうち、9週間以上首位を獲得したのは「ザ・フェイト・オブ・オフィーリア」が初のタイトルで、2022年に8週間を記録した「アンチ・ヒーロー」を上回り、自己最長記録を更新した。

()は首位到達日付/首位獲得週
・「ザ・フェイト・オブ・オフィーリア」(2025年10月18日/9週間)
・「アンチ・ヒーロー」(2022年11月5日/8週間)
・「ブランク・スペース」(2014年11月29日/7週間)
・「クルーエル・サマー」(2023年10月28日/4週間)
・「シェイク・イット・オフ」(2014年9月6日/4週間)
・「ルック・ホワット・ユー・メイド・ミー・ドゥ」(2017年9月16日/3週間)
・「ウィ・アー・ネヴァー・エヴァー・ゲッティング・バック・トゥゲザー」(2012年9月1日/3週間)
・「フォートナイト feat. ポスト・マローン」(2024年5月4日/2週間)
・「イズ・イット・オーヴァー・ナウ?(テイラーズ・ヴァージョン)」(2023年11月11日/1週間)
・「オール・トゥー・ウェル(テイラーズ・ヴァージョン)」(2021年11月27日/1週間)
・「ウィロー」(2020年12月26日/1週間)
・「カーディガン」(2020年8月8日/1週間)
・「バッド・ブラッド feat.ケンドリック・ラマー」(2015年6月6日/1週間)

 上記のうち、2020年代に限定すると「ザ・フェイト・オブ・オフィーリア」は通算8曲目の首位獲得曲で、首位獲得総週は今週で27週目に更新された。これは、2020年代に首位を獲得した全アーティストの最多記録となる。

 今週「ザ・フェイト・オブ・オフィーリア」が1位を獲得したことで、テイラー・スウィフトは(チャート日付で)異なる11年にわたり1位を獲得するという快挙を達成。10年以上にわたり首位を獲得した以下の6組のアーティストの中で、単独2番目の合計年数に記録を更新した。

・22年:マライア・キャリー(1990~2000年、2005~06年、2008年、2019~26年)
※「恋人たちのクリスマス」が8年間の首位獲得を記録する以前、2008年までの記録でも14年間で史上最多記録を保持していた

・11年:テイラー・スウィフト(2012年、2014~15年、2017年、2020~26年)

・10年:ポール・マッカートニー/ウイングス(1971年、1973~76年、1978年、1980年、1982~84年)
※メンバーとして在籍したザ・ビートルズは、1964~70年の7年間で首位を獲得

・10年:ビヨンセ(2003年、2006~09年、2017~18年、2020年、2022年、2024年)
※メンバーとして在籍したデスティニーズ・チャイルドは、1999~2001年の3年間で首位を獲得

・10年:マイケル・ジャクソン (1972年、1979~80年、1983~84年、1987~88年、1991~92年、1995年)
※メンバーとして在籍したジャクソン5は、1970年の1年間で首位を獲得

・10年:マドンナ(1984~87年、1989~92年、1995年、2000年)

 今週新たにTOP10入りしたのは、米アラバマ州ホープ・ハル出身の女性カントリー・シンガー=エラ・ラングレーの「チュージン・テキサス」で、ホリデー・ソングが一掃されたことに伴い、前週の48位から5位にジャンプアップして、自身初のTOP10入りを果たした。なお、ホリデー週に以前に記録していた最高位は11位だった。

 「チュージン・テキサス」は、今週の集計期間に公式ストリーミング再生数が1,570万回(前週比5%増加)、ラジオのオーディエンス・インプレッション数が2,500万回(前週比2%増加)、セールスは5,000(前週比1%増加)を記録した。

 デジタル・ソング・セールス・チャートでは前週の4位から1位へ再浮上し、通算2週目の首位を獲得。カントリー・ソング・チャートでは、12月上旬に初の首位を獲得して以来、今週で6週目の1位を記録している。

 タイトルに「テキサス(Texas)」が含まれる曲としては、2024年3月2~9日付の2週間首位を獲得したビヨンセ(出身はテキサス州ヒューストン)の「テキサス・ホールデム」に続く史上2曲目のTOP10入りで、TOP40入りした曲では、1977年に最高25位を記録したウェイロン・ジェニングスの「ラッケンバック、テキサス(バック・トゥ・ザ・ベーシックス・オブ・ラブ)」がある。なお、ソング・チャート“Hot 100”の集計が始まる3年前の1955年には、ミッチ・ミラーの「イエロー・ローズ・オブ・テキサス(テキサスの黄色いバラ)」も大ヒットを記録している。

 先述の通り、今週のTOP10はホリデー・ソングの後退によりそれぞれTOP10復帰をしたタイトルで構成された。

 Netflixのアニメーション映画『KPOPガールズ!デーモン・ハンターズ』のサウンドトラックから大ヒットを記録しているHUNTR/X(ハントリックス)の「Golden」は、先週の25位から今週2位に再浮上。同曲は、8月から8週間(非連続)にわたり首位を獲得した。

 2025年6月から8月まで非連続で10週間首位を獲得したアレックス・ウォーレンの「オーディナリー」は、チャート圏外から3位に再登場。再登場記録としては史上最高位を更新した。同曲は、エアプレイ・チャートで今週通算24週目の1位を獲得している(6,780万回/前週比24%増加)。

 オリヴィア・ディーンの「マン・アイ・ニード」も現時点で最高位の4位に再登場。ケラーニの「フォールデッド」は先週の51位から6位へ上昇し、自己最高位を更新した。同曲は、R&B/ヒップホップ・ソング・チャートとR&Bソング・チャートで、それぞれ4週目の首位を獲得している。

 ソンバーの「バック・トゥ・フレンズ」も52位から7位にジャンプアップして、自己最高位を更新。ロック&オルタナティブ・ソング・チャートでは通算13週目の1位を獲得した。

 テイラー・スウィフトの「オパライト」(最高位2位)は54位から8位にTOP10復帰して、レオン・トーマスの「マット」(最高6位)は9位、ジャスティン・ビーバーの「デイジーズ」(最高2位)は10位にそれぞれ再登場した。

Text: 本家 一成

※関連リンク先の米ビルボード・チャートは1月8日以降掲載予定となります。

◎【Hot 100】トップ10
1位「ザ・フェイト・オブ・オフィーリア」テイラー・スウィフト
2位「Golden」HUNTR/X
3位「オーディナリー」アレックス・ウォーレン
4位「マン・アイ・ニード」オリヴィア・ディーン
5位「恋人たちのクリスマス」マライア・キャリー
6位「フォールデッド」ケラーニ
7位「バック・トゥ・フレンズ」ソンバー
8位「オパライト」テイラー・スウィフト
9位「マット」レオン・トーマス
10位「デイジーズ」ジャスティン・ビーバー


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