ブルース・スプリングスティーン、新作伝記映画で描かれる“つらかった日々”を振り返る

2025年6月20日 / 12:30

 ブルース・スプリングスティーンが、自身の伝記映画『Deliver Me From Nowhere(原題)』について語っている。75歳のロックのアイコンは、米ローリング・ストーンの新しいインタビューで、現地時間2025年10月24日に全米公開予定のスコット・クーパー監督の新作映画について思いを述べた。

 ザ・ボスはツアー中のため、撮影現場での時間は限られていたが、訪問時には主演のジェレミー・アレン・ホワイトと現場スタッフが親切に対応してくれたと述べた。

 「僕がセットに現れた日には、ジェレミー・アレン・ホワイトは非常に寛容だった」とスプリングスティーンは同誌に語り、「彼に、“もし邪魔になったら、目で合図してくれ。すぐに帰るから”と言ったんだ。そんなわけで、彼は僕が現場に行った日に非常に寛容に受け入れてくれた。とにかく楽しかった。面白かった」と振り返っている。

 それでも彼は、撮影時の感情的にハードな場面では現場にいないようにしていたことを認めた。「この映画は、ある意味では僕の人生で最もつらかった日々を扱っているため、少し特殊な状況だったんだ。本当に極めて個人的なシーンが迫っていたときは、俳優たちには完全に遠慮せずにやってほしかったし、邪魔になりたくなかったから、ただ家にいたよ」と彼は述べている。

 『Deliver Me From Nowhere』は、ウォーレン・ゼインズによる同名伝記本の映画化で、1982年に発表されたアコースティックの名盤『ネブラスカ』の制作過程が描かれている。若き日のスプリングスティーンをホワイトが演じ、他にもスティーヴン・グレアムが父親を、ギャビー・ホフマンが母親を、オデッサ・ヤングがスプリングスティーンのガールフレンドを、ジェレミー・ストロングが長年のマネージャーであり親友でもあるジョン・ランドーを、マーク・マロンがレコード・プロデューサーのチャック・プロットキンを、そしてデヴィッド・クラムホルツがコロンビア・レコードの幹部を演じている。

 今年1月に公開されたSiriusXMの『E Street Radio』のインタビューで、ホワイトがスクリーンで自分を演じているのを見て妙な感じはしなかったかと尋ねられた際、スプリングスティーンは、「最初は少しね。でもすぐに慣れるし、ジェレミーは素晴らしい俳優だから、こっちはすぐに(映画の世界に)入り込めるんだ」と語り、「ファンが深く共感できると思う形で僕を表現してくれていて、とにかく素晴らしい仕事をしているから、とても楽しませてもらっているよ。セットにいられる時は本当に楽しんでいる」と絶賛した。ホワイトは、ブルースのユニークな歌声と話し方のリズムを完璧に再現するため、何時間も動画で研究し、ボーカル・コーチと練習を重ねたことを明かしている。


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