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母・アニーを中心に結成された、米南部ミシシッピ州ウェスト・ポイント発の家族バンド、アニー&ザ・コールドウェルズが、約20年の歳月をかけて完成させたアルバム『Can’t Lose My (Soul)』を、デヴィッド・バーンのレーベル<Luaka Bop>よりリリースする。
アニー&ザ・コールドウェルズのルーツは、1970年代にアニーが兄たちと共に活動していたティーン・バンドのステイプルズ・ジュニア・シンガーズにさかのぼる。ある教会イベントでその歌声に衝撃を受けたギタリスト、ウィリー・ジョー・コールドウェル・シニアと運命的に出会い、二人は結婚。やがて子どもたちや教子たちも巻き込みながら、音楽と人生を重ねる家族バンドを築き上げていく。
アニーが「私の家族が私のバンドなの」と語るように、彼女たちの歌には誕生、病、裏切り、赦しといった、日々の現実がそのまま映し出されている。
新作の録音の舞台となったのは地元教会。家族全員が揃い、生演奏一発録りで吹き込まれたその音は、まさに「生きたゴスペル」と呼ぶにふさわしい。アルバムをプロデュースしたのは、アーティスト、シンケイン (Sinkane)としても知られるアフマド・ガラブ。べいナッシュビルから機材を運び込み、教会の裏部屋を即席スタジオに改装して録音は行われた。
アニー&ザ・コールドウェルズの音楽は、決して華美な演出に頼らない。日々の祈り、家族の会話、そして南部の生活の中から育まれたものだ。ベースは長男ウィリー・ジュニア(フォークリフト運転手)、ドラムは末っ子アベル(病院送迎ドライバー)。保険会社勤務のアンジェシカ、美容師のデボラ、小学校教師のトニ――昼間は別の顔を持ちながら、夜になると音楽で一つになる家族。そこから奏でられるのは、“暮らし”そのものだ。
◎リリース情報
アルバム『Can’t Lose My (Soul)』
2025/6/13 RELEASE
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