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2025年5月21日・22日に授賞式が開催される【MUSIC AWARDS JAPAN】の全62部門の詳細とエントリー作品が発表、そして、今年の【MAJ】を象徴するアーティストとなる〈SYMBOL OF MUSIC AWARDS JAPAN 2025〉にはYELLOW MAGIC ORCHESTRA (YMO)が選ばれた。
今回発表されたのは約3,000曲におよぶエントリー作品で、主要6部門となる〈最優秀楽曲賞〉に256曲、〈最優秀アーティスト賞〉に167アーティスト、〈最優秀アルバム賞〉に171作品、〈最優秀ニュー・アーティスト賞〉に61アーティスト、〈Top Global Hit from Japan〉に100曲、〈最優秀アジア楽曲賞〉に24曲が選ばれている。
エントリー作品に選ばれたアーティストやクリエイター、メディアなど国内外の音楽関係者によって投票が行われ、最終選考に残ったノミネート作品は4月17日、受賞作品は5月21日・22日の授賞式で発表される。全てのエントリー作品は【MAJ】公式サイトで見ることができ、Spotifyではプレイリスト「museum」として配信中。部門ごとのプレイリストは、dヒッツやAmazon Music Unlimited、Apple Musicなど、各音楽配信サービスにて配信されている。
都内で開催されたエントリー作品発表会には、新しい学校のリーダーズが登壇。新しい学校のリーダーズは、3月16日(日本時間17日)に米ロサンゼルスで開催される、本アワードを主催する一般社団法人カルチャー アンド エンタテインメント産業振興会(CEIPA)による音楽イベント【matsuri ’25: Japanese Music Experience LOS ANGELES】に、AdoとYOASOBIとともに出演する。
SUZUKAは「エントリーされたアーティスト自身がノミネート作品に投票することができるのは新しいことだと思います。(投票権利を得たら)もちろん自分たちに入れます!」と、アーティストならではの本音を明かした(このあと発表された〈最優秀楽曲賞〉候補に「オトナブルー」が選ばれていた)。「(世界でヒットした国内楽曲を讃える〈Top Global Hit from Japan〉に)私たちが入っていないのは悔しいですが、まだまだ伸びしろがあるということ。【matsuri ’25】でYOASOBIさんやAdoちゃんがどんなライブをしてくれるのか楽しみですし、アジアパワー、日本パワーを伝える方法を見つけてきます!」と意気込んだ。
本アワードでは前述の主要部門に加え、韓国、中国、タイ、インドネシア、フィリピン、ベトナムのアワードと連携した〈海外特別賞〉(6か国の音楽賞で最優秀楽曲賞またはそれに相当する賞を受賞した楽曲)や、ライブ動員数の多かった日本アーティストを讃える〈ラージェスト・ライブ・オーディエンス賞〉、音楽産業にグローバルに貢献した日本のミュージックテックを讃える〈ミュージックテック功労賞〉など、計62部門ある。
一般リスナーは、Spotifyの投票機能を活用した〈ベスト・オブ・リスナーズチョイス:国内楽曲powered by Spotify〉と〈ベスト・オブ・リスナーズチョイス:海外楽曲 powered by Spotify〉、DAMおよびJOYSOUNDで最も多く歌われた楽曲を表彰する〈カラオケ特別賞 カラオケ・オブ・ザ・イヤー:J-Pop powered by DAM & JOYSOUND〉と〈カラオケ特別賞 カラオケ・オブ・ザ・イヤー:演歌・歌謡曲 powered by DAM & JOYSOUND〉、USEN推し活リクエストの楽曲投票サービスを活用した〈リクエスト特別賞 推し活リクエスト・アーティスト・オブ・ザ・イヤー powered by USEN〉の5つの部門で参加することができる。
そして、本アワードが目指すアーティスト指針とも言えるシンボル〈SYMBOL OF MUSIC AWARDS JAPAN 2025〉に、YELLOW MAGIC ORCHESTRA (YMO)が選出。日本でテクノポップ・ブームを巻き起こし、1978年の結成以降、海外ツアーを成功させてきた細野晴臣、坂本龍一、高橋幸宏の“国境や時代を越えた”姿こそ、「アワードが目指すべき未来を教えてくれる」として選ばれた。中学生からいまだにファンレターが届くという細野は、「YELLOW MAGIC ORCHESTRAっていうのはまだ生きてるんだなと、メンバーは僕だけになっちゃいましたけど、音楽っていうのは生き残っていくということは実感しています。こういう新しい動きの中の一つの柱として、YMOを取り上げていただけることは、とても光栄なことだと思っています」とコメントを寄せた。5月20日には、京都・国立京都国際会館でYMOトリビュートコンサートが開催。出演アーティストなどは後日発表される。
◎〈海外特別賞〉について
【MAJ】を主催するCEIPAが、韓国・中国・タイ・インドネシア・フィリピン・ベトナムの6か国の音楽賞やその主催者と連携し、創設した部門。6か国の音楽賞で〈最優秀楽曲賞〉またはそれに相当する賞を受賞した楽曲を表彰する。また、各国音楽賞主催者のトップまたはトップに指名を受けたエグゼクティブは、【MAJ】に海外投票メンバーとして参加。音楽賞での連携を通じて、双方の国のアーティストによるコラボレーションの実現など、環太平洋が音楽でつながっていくことを目指す。
◎〈ラージェスト・ライブ・オーディエンス賞〉について
ライブ動員数の多かったアーティストを讃える賞。ライブ・エンタテインメントの国内市場規模、海外展開事例等を調査し、調査報告をとりまとめるライブ・エンタテインメント調査委員会の調査データを基に、2024年にライブ動員数が最も多かった国内アーティストを表彰する。コロナ禍が明けてから回復傾向にある音楽ライブシーンを彩ったアーティストの活動を讃える。
◎〈ラジオ特別賞 Best Radio-Break Song〉について
日本全国99局のラジオ局と連動し、ミュージックシーンやリスナーと最前線で向き合っているラジオのDJ/パーソナリティ、ディレクター、プロデューサーたちがラジオ特別投票メンバーとして投票を行う。radikoの音楽オンエア集計データの中からシーンをアップデートする革新性をもった楽曲をプロフェッショナルな感性で選出する部門。
◎細野晴臣コメント
YELLOW MAGIC ORCHESTRA、みんなYMOと呼んでいますけど、いまだに若い人が聞いてくれたりしてます。ファンレターを読むと、「ライディーン」を聞いてますとか、中学生の女の子が手紙くれたりするんです。ということは、YELLOW MAGIC ORCHESTRAっていうのはまだ生きてるんだなと、メンバーは僕だけになっちゃいましたけど、音楽っていうのは生き残っていくということは実感しています。メインストリームという気持ちは一度もないですが、それでもYMOの業績もあるのだろうなとつくづく痛感しております。そして今回の【MUSIC AWARDS JAPAN】、こういう新しい動きの中の一つの柱として、YMOを取り上げていただけることは、とても光栄なことだと思っています。ありがとうございました。
◎海外投票メンバー(一部)
ルシアン・グレンジ(ユニバーサル・ミュージック・グループ会長兼CEO)
ロブ・ストリンガー(ソニーミュージックグループ会長)
ロバート・キンセル(ワーナーミュージック・グループCEO)
リオ・コーエン(YouTube & Google音楽部門グローバル責任者)
アネット・バレット(IMPFプレジデント)
ハンナ・カープ(米ビルボード エディトリアル・ディレクター)
エレン・ルー(Goldenvoiceリージョナル・フェスティバル部ヴァイス・プレジデント)
アレックス・ノーストローム(Spotify Co-President and Chief Business Officer)
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