イ・ジュノ(2PM)、約1年半ぶりの日本公演が大盛況にて終了 2日間で1万8千人を動員

2025年2月10日 / 22:45

 ドラマ『キング・ザ・ランド』の主演で世界的に注目を集め、今年Netflixで配信予定の新作『CASHERO ~ヒーローは現金を持つ~』での主演にも期待と注目が集まっている2PMのイ・ジュノが2月8日・9日に東京体育館 メインアリーナで【2025 LEE JUNHO FAN-CON in JAPAN】を開催し、2日間で1万8千人を動員した。

 日本での公演は2023年のアリーナツアー【LEE JUNHO Arena Tour 2023 “また会える日”】以来約1年半ぶり、FAN-CONとしての開催は2022年の【JUNHO (From 2PM) FAN-CON -Before Midnight-】以来約2年半ぶりとなる。足の怪我でファンの心配もある中での開催だったが、そんな心配も吹き飛ばすかのようなイ・ジュノの超越した魅力を存分に味わえる公演となり、その存在感を魅せつけた。

 夕暮れのような情景が映し出されたスクリーンに、純白のカーテン。1年半ぶりの公演とあって熱気に包まれた会場で明かりが落ちて映像が流れ、カーテンが開くと高い檀上に現れたイ・ジュノ。冬の公演を象徴するかのようなオープニング曲「Frozen Heart」のタイトルの通り、氷のような箱に閉じ込められたジュノが純白のジャケットを纏って物憂げに歌いながら、公演はスタートした。怪我が心配されていたが、続く「想像」でもステッキ片手に階段を降りてきて、セクシーな姿で魅了した。「毒 (On your mind)」では椅子を使用した斬新なパフォーマンス。早速の「ジュノワールド」に会場は熱狂に沸く。

 MCでは怪我のために完璧なパフォーマンスが見せれないことを詫びながらも、それでも最高な夜にして見せるという気概や、カーテンが開いて会場いっぱいのファンを見たときの感動などを感慨深く語った。

 「Nothing But You」ではファンも共に歌ったり、「Canvas」ではスクリーンがピンク一面に美しく染まり、「Fire」に続く「Torso」ではメインステージから階段を降り、センターステージに続くレッドカーペットへ。俳優としても大活躍のイ・ジュノならではの、カリスマ溢れるレッドカーペット上でのパフォーマンスも圧巻だった。センターステージの「FLASH LIGHT」ではリフトがさらに高く上がり、光を浴びて孤高の王のような佇まいさえ魅せてくれた。練習生の時からいつかパフォーマンスすることを夢見てたというJ.Y. Parkのカバー「Kiss」では赤い光を浴びながらセクシーなパフォーマンスを惜しげもなく披露した。

 その後続いたFAN-CONならではのトークコーナーでは、写真を撮りながらカレンダーを作るという企画で、普段は見られないようなさまざまなコスチュームとシチュエーションでファンを興奮させた。また当日会場で集められたファンからのメッセージを読むコーナーでもファンとの交流を楽しんだ。トークコーナーが終わると、一転して黒のレザージャケットに身を包んで登場。「Winter Sleep」「最後に」に続いて「Nobody Else」からまたレッドカーペットを歩いてセンターステージに向かうと、光の柱の中で「INSANE」、覆面のダンサーに囲まれての「Pressure」など、イ・ジュノのハードな魅力で圧倒した。続く「FEEL」は新たなアレンジで楽しませ、最新曲「Can I」、「HYPER」に続くダンスブレイクを魅せつけてステージを降りた。

 鳴り止まぬ「イ・ジュノ」コールに応えて再びステージに登場して披露したのは、イ・ジュノの可愛い一面も魅せてくれる「Zero Point」。ファンとの記念撮影も行い、「ファンの皆さんが一緒に歌ってくれて歓声も出してくれてこのコンサートは完成した。本当にありがとう。また会えるその日まで、ぼくは空を飛びますよ!(笑)」と感謝と決意を語った。その後「Ride up」「SAY YES」を全力で歌い、パフォーマンスを終えたイ・ジュノは別れを惜しむようにいつまでもファンに手を振り、2日間の大熱狂の公演は完結した。

 あらためてアーティストとしての歌唱力、パフォーマンス力、そして俳優でもあるイ・ジュノそのものの圧倒的カリスマを魅せつけてくれただけに、今後のさらなる成長に期待を抱かずにはいられない。

Photo by 田中聖太郎

◎公演情報
【2025 LEE JUNHO FAN-CON in JAPAN】
2025年2月8日(土)・9日(日)
東京体育館 メインアリーナ


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