エンターテインメント・ウェブマガジン
「From Tokyo To The World」を掲げ、RADIO FISH「PERFECT HUMAN」など手掛けてきた楽曲群のYouTube総再生数は1億回以上。独自のCity Musicを発信し続けるJUVENILEが「JUVENILE Global Project」第1弾作品として、K-POP界注目の新星・82MAJORのメインボーカルであるKIM DO GYUN(キム・ドギュン)を迎えた楽曲「Letter feat. KIM DO GYUN(82MAJOR)を1月24日に配信リリースする。
<JUVENILE×KIM DO GYUN(82MAJOR)コラボ実現に至るまで>
「JUVENILE Global Project」とは、DJ/アーティスト/音楽プロデューサー/トークボックスプレイヤーとして様々な音楽アプローチをしてきたJUVENILEが、これまで日本、韓国、台湾、中国など各国のアーティストとコラボレーションしてきた経験を活かし、国境やジャンルの壁を越えたフィーチャリング作品をお届けしていくプロジェクト。その第1弾アーティストとして、JUVENILEが以前より注目していたKIM DO GYUN(82MAJOR)を迎えることになった。
「82MAJORはヒップホップをベースにしながら、いわゆるザ・K-POPという感じじゃない音楽をすごく高いレベルでやっているなと思って注目していたんです。そしたらウチのスタッフが82MAJORと繋がりを持っていたので、コンタクトを取ってもらって彼らの来日公演の際に挨拶をさせてもらって。その後、僕が韓国へ行った際にもライブを観させてもらって、終演後にふたりで話す機会を頂いたんですね。そこでお互いに好きな音楽を聴かせ合ったりして、彼の好きな韓国のR&B系アーティストの楽曲などを聴いて「近い音楽性を持っているな」と感じたんですよね。それは82MAJORとはまた違うタイプの音楽だったんですけど、僕が得意とするジャンルでもあったので、そこから一緒に曲を創っていくことになったんです。(JUVENILE)」
「実際に楽曲を制作していく中で、JUVENILEさんの音楽に対する姿勢が本当に素晴らしいなと感じました。それで、僕もJUVENILEさんのように音楽と付き合っていきたいと思いましたし、そういう意味でも学べることがたくさんあるプロジェクトになりました。(KIM DO GYUN)」
<「Letter feat. KIM DO GYUN(82MAJOR)」制作秘話>
そんな互いの音楽性や才能に惹かれ合いながら制作されたコラボレーション楽曲「Letter feat. KIM DO GYUN(82MAJOR)」は、作曲/編曲はJUVENILE、作詞はキム・ドギュンと82MAJORのメンバーであるファン・ソンビン、JUVENILEによる共作となっており、キム・ドギュンの情感溢れる歌声がJUVENILEのエモーショナルなメロディラインに絶妙にクロスオーバーし、聴く人の胸に深く沁みる失恋ソング。冬にぴったりのR&Bバラードとなっている。
「82MAJORの中でも作詞作曲は手掛けているんですけど、今回のようなコラボレーションで重要な作詞を担うのは初めてだったので、頑張りたいなと思って。その中でメロディを頂いたときに、自分の中であるシーンが浮かんだんですよね。これは大切な誰かを失った人のすごく寂しいラブソングだなと思って、その失った人に会いたいと想う気持ちやシーンを描くことにしたんです。(KIM DO GYUN)」
「最初にハングル語で歌詞を書いてもらって、それを仮歌で歌った音源を送ってもらったんです。それはメロディやリズムに乗せたリリックとして完成していたんですけど、それを日本語に訳した文章をどうやってリリックにするかというところで、いろいろ削っていかなきゃいけなくて。でも、クリティカルで大事なところは絶対に残さなきゃいけない。そこは僕に任せてもらったんですけど、彼が伝えたいモノを想像して解釈して、自分の色もちょっと加えさせてもらって、この歌を「失った人への手紙」みたいなイメージで仕上げることにしたんです。(JUVENILE)」
なお、本作「Letter feat. KIM DO GYUN(82MAJOR)」は、KIM DO GYUNにとって初のソロ楽曲。しかもラップパート以外はすべて日本語詞ということもあってチャレンジングなプロジェクトだったと思うのだが、JUVENILEが「さすがだな」と惚れ惚れするほどのプロフェッショナリズムを発揮。新たな挑戦を喜びながら想像以上にハイレベルな音源に仕上げていったようだ。
「普段から日本の歌をよく聴いていることもあって、日本でのショーケースでケツメイシさんの「夏の思い出」を歌ったこともあるんですけど、日本語の曲を制作してレコーディングするのは初めてだったんです。なので、難しいところはたくさんあって。例えば「どこで強弱をつけるか」という部分。そこは韓国語と日本語では異なると思うので、新鮮なチャレンジでした。あと、これまでは82MAJORのメンバーみんなで歌ってきたんですけど、今回は初めてソロで歌う楽曲だったので、ひとりで起承転結のすべてを表現しなきゃいけない。それにチャレンジできたことは何より嬉しかったですね。(KIM DO GYUN)」
「レコーディングは韓国で行ったんですけど、こちらですべてディレクションするんじゃなくて「今、歌ってもらったけど、自分の中で何点だった?」「あとどれぐらいいけるのか?」「もう1回歌いたい?」みたいに確認しながら進めたんですね。そしたら、僕らコントロールルーム側にいる人間が「めっちゃ良い」と思っても「いや、もう1回歌いたい」って言うんですよ。で、その次に歌ったものがもっと良くて。さすがだなと思いましたね。(JUVENILE)」
<KIM DO GYUNも涙した“一歩先に進んだ”R&Bバラード>
また、本作は穏やかなスローバラードながら、ラップパート含め展開も多く聴き応えのあるアレンジが施されている。そのドラマティックな構成にKIM DO GYUNも思わず涙を流してしまったそうだ。実際、どんなサウンドアプローチを意識した結果、そこまでエモーショナルなモードになってしまう楽曲が仕上がったのだろうか。
「短い曲の中にめちゃくちゃ展開がある。これって今のトレンドだと思うんです。この曲って1番終わって、2番でラップして、2Bに進むんですけど、従来の作り方だと、このあと普通はサビになるんですよ。でも、また新たな展開があって、最後にサビに戻ってすぐ終わる流れにしているんです。いわゆる王道のバラードとは異なる構成になっているんですけど、今後こういう曲って増えると思うんですよね。スローテンポの曲でも短くて、でも展開がたくさんある。「それが良い」と歌っている本人も言ってくれていて。それが今の18歳ぐらいの若い人の感性なんだと思うし、せっかくお互いに好きなR&Bを2025年にリリースするなら、こういう一歩先に進んだ楽曲で勝負したかったんですよね。(JUVENILE)」
「歌詞にある切ないストーリーを歌で表現していくときに、すごく感情的にさせるメロディやアレンジが施されていたので、とても集中して歌うことができたんです。MV撮影時には、自分でもビックリしたんですけど、急に涙が流れてきたんですよ。それぐらい感情が溢れてしまう良い曲だと思います。リスナーの皆さんにもメロディやアレンジはもちろん、歌詞にも注目して聴いてもらって、ぜひ一緒に涙を流してもらえたら嬉しいですね。MVもとても美しい作品になっているので、ぜひ合わせてチェックしてもらいたいです。(KIM DO GYUN)」
取材&テキスト:平賀哲雄
撮影:渡辺達也
衣装協賛:KaIKI(カイキ)
◎リリース情報
JUVENILE「Letter feat. KIM DO GYUN(82MAJOR)」
2025/1/24 RELEASE
https://lnk.to/JUVENILE_Letter
作詞:JUVENILE、KIM DO GYUN(82MAJOR)、HWANG SEONG BIN(82MAJOR)
作曲/編曲:JUVENILE
MIX&MASTERING by JUVENILE
◎JUVENILE「Letter feat. KIM DO GYUN(82MAJOR)」MV
https://www.youtube.com/watch?v=J180Tk1HT_8
◎イベント情報
【 『Letter feat. KIM DO GYUN(82MAJOR)』×カラオケまねきねこ
歌唱キャンペーン「『Letter』歌唱チャレンジ!」記念イベント JUVENILE×KIM DO GYUNミニトーク&視聴会】
2025年2月1日(土)カラオケまねきねこ 渋谷本店
東京都渋谷区道玄坂2-29-5 渋谷プライム4F
第1部 11:00~ 第2部 14:00~ 第3部 17:00~
https://forms.gle/PD6LjvoSVV4bhyhy9
『Letter feat. KIM DO GYUN(82MAJOR)』×カラオケまねきねこ
歌唱キャンペーン「『Letter』歌唱チャレンジ!」
2025年2月1日~2月28日 カラオケまねきねこ全店
対象楽曲:「Letter」
対象カラオケ機種:JOYSOUND
J-POP2025年4月24日
和楽器バンドが、ライブ映像作品『和楽器バンド Japan Tour 2024 THANKS ~八奏ノ音~』を6月25日に発売することが決定した。 本作には、2024年12月10日に東京ガーデンシアターで行われた、活動休止前最後となったラ … 続きを読む
洋楽2025年4月24日
その輝かしいキャリアをスタートしてから20年が経った今も、ウィズ・カリファは相変わらず引っ張りだこだ。先日、『Kush + Orange Juice 2』の続編をリリースしたばかりのテイラー・ギャングのボスである彼は、今週初めに『ザ・ジョ … 続きを読む
J-POP2025年4月24日
平井堅がデビュー30周年を迎える2025年5月13日に神奈川・横浜アリーナで開催する【Ken Hirai 30th Anniversary Ken’s Bar – One Night Special !! -】のラ … 続きを読む
J-POP2025年4月24日
アフロ(MOROHA)の最新エッセイ集『東京失格』が2025年6月12日に刊行される。 信濃毎日新聞の連載『俺が俺で俺だ』をもとに構成された本書は、思春期の葛藤から活動休止中の現在に至るまで、自身の体験をユーモアと鋭さを交えて綴ったエピ … 続きを読む
洋楽2025年4月24日
マドンナが1987年に発表した『トゥルー・ブルー』収録のシングル「La Isla Bonita」のミュージック・ビデオが、YouTubeで10億再生を突破した。 フラメンコ・ギター、マラカス、ラテン・パーカッションをフィーチャーしたこの … 続きを読む