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リンキン・パークの再始動は、多くの複雑な感情や意見を引き起こしているが、そんな中亡きボーカルのチェスター・ベニントンの母がその心境を語った。
現地時間2024年9月19日に公開された米ローリング・ストーン誌とのインタビューで、故チェスターの母であるスーザン・ユーバンクスは、再始動する計画があること、ましてやデッド・サラのエミリー・アームストロングを新リード・シンガーに迎えることをバンドから伝えられていなかったと主張し、この件に関して“裏切られた”と感じていると語った。彼女は同誌に、「もし彼らが何かをするつもりなら、私に知らせてくれると言っていました」と打ち明けた。「彼らは私に知らせなかったですし、おそらく私があまり喜ばないだろうとわかっていたのでしょう。そのことで非常に動揺しています」と説明した。
スーザンは、リンキン・パークが9月5日にライブ配信で発表したニュー・アルバム『フロム・ゼロ』のリリースとツアーの計画をバンドからの直接の報告ではなくGoogleで知り、配信を視聴したところ、アームストロングがチェスターのパートを歌っているのを目の当たりにしたようだ。その状況を「(アームストロングは)とても高音の部分で金切り声を上げていた、と言っておきます」と説明し、彼女は配信をすぐに切り、泣き出したと付け加えた。
「彼らは過去を消そうと必死になっているように感じます」とスーザンは続けた。「彼らはチェスターが歌っていた曲を演奏しています。ファンがどう受け止めているかわかりませんが、私は自分自身がどう受け止めているかわかっています。そして、(アームストロングが)息子の曲を歌うことに傷ついています」と語った。
さらに、スーザンは故チェスターがまだ生きていた頃、ギタリストのマイク・シノダが、故チェスターをリンキン・パークの曲により適している音域の女性ボーカリストに交代させるよう、彼を脅していたと主張している。彼女はシノダについて、「彼はよくチェスターを蔑んでいた」と主張した。「チェスターは、リハーサルでマイクに“もし脱退すると決めたなら、君のパートを女の子に交代させる”と言われたと言っていました。チェスターは唖然とし、傷ついていました」と振り返った。
リンキン・パークの再始動は、2017年のチェスターの死後、7年間の活動休止を経て実現した。一部のファンはグループが再び活動を再開することを喜んでいるが、他のファンはアームストロングの加入について、彼女がチェスターの代わりを務められない、またはサイエントロジストで性的暴行で有罪判決を受けたダニー・マスターソンと過去に関係があったことを問題視している。後者の問題により、アームストロングは9月6日にドラマ『ザット’70sショー』の俳優と距離を置いているという声明を発表し、2020年に1度だけ開かれた裁判で彼を支持して以来、彼とは話をしていないと強調した。
同グループの再結成に反対を表明しているもう1人の人物は、故チェスターの息子のジェイミーで、彼も再始動する前にバンドから相談がなかったと主張している。アームストロングの参加は、「(彼の)父の人生とレガシーをリアルタイムで静かに消している」と非難した。その後、彼は自身のコメントに対して、リンキン・パークのファンからオンラインで罵られたと語っている。
スーザンにとっては、リンキン・パークのこれまでの作品を過去に残すことが、より良い道だったかもしれない。「チェスターの曲を歌うために(アームストロングを)加入させて、これがずっとあるべき姿だったかのように振る舞ってはいけません」と彼女は米ローリング・ストーン誌に語った。「新曲をリリースしていくのは良いのです。でも、エミリーが歌うチェスターの曲は必要ありません」と断言した。
米ビルボードはリンキン・パークの代理人にコメントを求めたが、返答は得られていない。
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