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ハリー・スタイルズが、現地時間7月12日に英ロンドンで開催された【BST Hyde Park】で、スティーヴィー・ニックス、そして数千の人々と共に故クリスティン・マクヴィーに最も感動的な誕生日の祝福を捧げた。
その日に81歳の誕生日を迎えるはずだった友人の故マクヴィーを称え、ニックスはスタイルズをステージに招き、1975年の名曲「Landslide」の感動的なデュエットを披露した。「ハリーにお願いしました。突然、そして惜しまれながら亡くなった親友について歌うときに、誰かに一緒に歌ってもらうようお願いするのはいつも辛いことです」とニックスは客席に語った。
「皆さんに知ってほしいのは、クリスティンはハリーにとって大切な人であり、私にとって大切な人でもあり、皆さんにとって大切な人でもあったということです。彼女はここから来ました。そして、彼女は私たち全員を愛していました。そして今日は彼女の誕生日です」とニックスが続けると、ラペルにソングバードのピンをつけたスタイルズが厳かにうなずいた。
二人は見つめ合いながらバラードを披露した。ニックスがリードし、スタイルズがハーモニーを奏でた。絡み合う声で「雪に覆われた山に映る私が見えたなら/地滑りが私を崩すだろう」と力強く歌った。
このトリビュートは、2022年11月に71歳で亡くなったマクヴィーの死から1年半以上経て行われた。彼女は脳卒中を患い、死因の一つとして癌も挙げられている。当時、フリートウッド・マックは共同声明で「彼女は本当に唯一無二の存在で、計り知れないほど特別で才能にあふれていました。彼女はバンドにとって最高のミュージシャンであり、人生において最高の友人でした。彼女と一緒に過ごせたことは本当に幸運でした」と述べていた。
ニックスはバンドメイトを失って以来、その悲しみを率直に語っており、昨年の秋に米ヴァルチャー誌に、マクヴィー不在のままバンド全体での活動が続くことはないだろうと述べていた。「彼女は私の魂の伴侶であり、音楽的な魂の伴侶であり、フリートウッド・マック以外のどの親友よりも多くの時間を共に過ごした最良の友人でした。クリスティンは私の親友でした。右側を見ても、そこにハモンドオルガンの後ろに彼女がいないなんて。彼女が亡くなったとき、もうこれ以上続けることはできないと感じました。続ける理由がないのです」と彼女は当時語っていた。
スタイルズも、2022年12月にチリで行われたコンサートで「Songbird」を歌い、故マクヴィーに敬意を表した。彼とニックスは過去にも何度か一緒にパフォーマンスをしており、2019年に米ロサンゼルスのザ・フォーラムで開催された【One Night Only】でも共演した。
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