エンターテインメント・ウェブマガジン
ジャズ・サックス奏者のデイヴィッド・サンボーンが、現地時間2024年5月12日に死去した。享年78歳だった。
このニュースはサンボーンのSNSに投稿されたメッセージで確認され、そこには彼がここ数年前立腺がんと闘っていたことが記載されている。「サンボーン氏は2018年から前立腺がんと闘っていましたが、つい最近まで通常のコンサートのスケジュールを維持できていました。実際、彼はすでに2025年までコンサートを予定していました。デイヴィッド・サンボーンは、現代のポップとジャズ・ミュージックにおける重要人物でした。彼は“ロックンロールにサックスを戻した”と言われています」と、このメッセージには書かれている。
スティーヴィー・ワンダーや故デヴィッド・ボウイなどの楽曲にクレジットされているサンボーンは、そのキャリアを通じ、スタジオでもステージでもロックの最も象徴的な人物たちと演奏した。最も有名なのはワンダーとツアーしたこと、そして彼の1972年のアルバム『トーキング・ブック』に参加したことだろう。また、ボウイの名作『ヤング・アメリカンズ』でも演奏し、一緒にツアーを回った。
しかしそれはサンボーンの輝かしいキャリアの氷山の一角にすぎない。生涯を通じて、彼はB.B.キング、ポール・サイモン、キャット・スティーヴンス、ブルース・スプリングスティーン、エルトン・ジョン、チャカ・カーン、ロン・カーター、ジョージ・ベンソン、ケニー・ロギンス、イーグルス、故アレサ・フランクリン、ビリー・ジョエル、ロジャー・ウォーターズ、エリック・クラプトン、ミック・ジャガーなどのミュージシャンとレコーディングしてきた。
アーティストとしてのサンボーンは、米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”に17枚のアルバムを送り込み、その中にはボブ・ジェームスとの共作『ダブル・ヴィジョン』(1986年)が64週間チャートインし続けたほか、それぞれ6か月以上チャート入りしたアルバムが5枚ある。“Top Jazz Albums”チャートでは、2位まで上昇した4枚を含む12枚のアルバムでTOP10入りを果たした。
サンボーンは幅広いジャンルで【グラミー賞】を6回受賞した。<最優秀ジャズ・フュージョン・パフォーマンス>を2回、<最優秀R&Bインストゥルメンタル・パフォーマンス>を2回、<最優秀ポップ・インストゥルメンタル・パフォーマンス>を1回、<最優秀コンテンポラリー・ジャズ・パフォーマンス>を1回受賞している。
レコーディング以外では、ラジオ番組『The Jazz Show』や『As We Speak』というポッドキャストのホストを務めていた。また、甥と義理の弟と一緒に『Sanborn Sessions』というYouTubeシリーズも手がけていた。
洋楽2025年11月21日
メタル界のレジェンド、故オジー・オズボーンの長男ルイス・オズボーンが、今週配信された、異母弟にあたるジャック・オズボーンのポッドキャスト『Trying Not to Die』に出演し、亡き父について家族ならではの談笑を交えつつ語り合った。 … 続きを読む
洋楽2025年11月21日
今年のオアシス【Live ’25】公演を観るチケットを確保できた人にとっては大きな機会となった一方、手に入れられなかった人の中には、先週、フロントマンのリアム・ギャラガーが来年の追加公演を示唆したように見えたことで期待を寄せた … 続きを読む
洋楽2025年11月21日
アリアナ・グランデが、シンガポールで行われた映画『ウィキッド 永遠の約束』のレッド・カーペットで男に突進されるという出来事が起きてから約1週間が経った。恐ろしい瞬間として報じられたこの事件だが、シンシア・エリヴォが即座に共演者を守った英雄 … 続きを読む
J-POP2025年11月21日
三月のパンタシアが、12月3日にリリースする10thシングルの表題曲「あまのじゃくヒーロー」のミュージックビデオを公開した。 先行配信中の本楽曲は、TVアニメ『顔に出ない柏田さんと顔に出る太田君』エンディングテーマとなっている。みあ(V … 続きを読む
J-POP2025年11月21日
マカロニえんぴつが、タワーレコード「NO MUSIC, NO LIFE.」ポスター意見広告シリーズに登場し、12月1日よりタワーレコードおよびTOWER RECORDS mini全店で順次掲出される。 12月10日にニューアルバム『ph … 続きを読む