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米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”入りしたミュージシャンであり、俳優としても活躍するライアン・ゴズリングは、ケンとしての活動にまだ幕を下ろしていないようだ。
現地時間2023年12月20日、ゴズリングは『Ken the EP』と題された4曲入りのEPを配信し、同作でタッグを組んだマーク・ロンソンも出演するホリデー・シーズンにぴったりな「I’m Just Ken (Merry Kristmas Barbie)」のパフォーマンス映像を公開した。
クリスマス・イルミネーションで飾られたスタジオが舞台となったビデオの中で、ゴズリングは、ダークグリーンのスーツをまとい、サンタクロースのマグカップから飲み物を飲んでいる。グレタ・ガーウィグ監督による映画のサウンドトラックを監修したロンソンは、大きなキャンディ・ケーンを手にパフォーマンスを演出している。曲に入る直前にサングラスをかけたゴズリングは、「ケンの歌声は世界のものだけど、彼の目はバービーだけのものだ」とジョークを飛ばした。
『Ken the EP』に収録されている「I’m Just Ken」の4つのバージョンのうちの1つであるこのホリデー・リミックスは、「Carol of the Bells」風のチャイムを含むクリスマスらしい楽器のシンフォニックなアレンジが取り入れられており、最後にゴズリングが「メリー・クリスマス、バービー」と言っている。
43歳のゴズリングが、マーゴット・ロビー演じるバービーの相手役として、7月に公開された映画の中で「I’m Just Ken」を披露したことはエンタメ界で大きな現象となり、映画公開直後「I’m Just Ken」はHot 100で87位を記録した。
このバラードは、来年1月の【ゴールデン・グローブ賞】で<最優秀オリジナル楽曲>にノミネートされた映画『バービー』のサウンドトラック収録曲3曲のうちの1曲でもある。他には、デュア・リパの「Dance the Night」とビリー・アイリッシュの「What Was I Made For?」が候補に挙がっており、ニッキー・ミナージュとアイス・スパイスの「Barbie World [From Barbie The Album]」を含めて、来年の【グラミー賞】の<最優秀映像作品楽曲>のノミネート有力候補となっている。
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