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米ビルボード“Greatest of All Time Holiday 100 Songs”で1位に選ばれたマライア・キャリーの「恋人たちのクリスマス」が、ソング・チャート“Hot 100”(2023年11月25日付)に返り咲いた。
ルミネートによると、同曲は11月10日から16日までの集計期間中、全米で1,400万回のストリーミング(29%増)、760万のエアプレイ・オーディエンス・インプレッション数(333%増)、および1,500のセールス(7%増)を獲得して、再び“Hot 100”にチャートインし17位につけている。
1994年にリリースされた「恋人たちのクリスマス」は、2017年12月に初めて“Hot 100”でトップ10入りを果たし、2019年12月のホリデー・シーズンにおいて、3週間首位を獲得していた。また、同曲は1958年12月に4週間1位を獲得したデヴィッド・セヴィルとザ・チップマンクスの「ザ・チップマンク・ソング」に続き、“Hot 100”を制した2曲目のクリスマス・ソングとなる。
「恋人たちのクリスマス」は2020年にも2週首位を獲得し、「ザ・チップマンク・ソング」を超えてホリデー・ソングの首位最多記録を更新した。そして、2021年のホリデー・シーズンにはさらに3週、2022年にはシーズン最多の4週首位を記録し、通算12週首位を獲得した。
2021年にキャリーは「この曲を書いた時には、これが最終的に世界中に影響を与えることになるとはまったく想像していませんでした。毎年、たくさんの人が一緒に楽しんでくれていることに感謝の気持ちでいっぱいです」と「恋人たちのクリスマス」について語っていた。
また、2019年に「恋人たちのクリスマス」で19曲目の“Hot 100”首位を獲得したことで、キャリーはソロ・アーティストとしての最多記録を更新し、ザ・ビートルズの20曲の最多記録にあと1曲に迫った。
さらに、「恋人たちのクリスマス」が2020年1月4日付の“Hot 100”を制したことで、キャリーは、1990年代~2020年代すべての年代で首位を獲得した初のアーティストとなった。
なお、この曲によってキャリーは、デビュー・シングル「ビジョン・オブ・ラヴ」が1990年8月4日付のチャートの初めて首位を獲得から32年5か月という、ソロ・アーティストとしては最長の“Hot 100”首位獲得期間を記録した。また、キャリーは通算91週首位を獲得し、歴代アーティスト中で最多となった。
キャリーは現地時間2023年11月19日に実施された【2023 ビルボード・ミュージック・アワード presented by Marriott Bonvoy】(BBMAs)で、初めて授賞式で「恋人たちのクリスマス」をパフォーマンスした。また、同曲で<ビルボード・チャート・アチーブメント賞>を受賞し、12歳の双子のモンローとモロッカンから賞を授与された。
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