肌寒くなっても胸熱にさせてくれる5曲

2023年10月9日 / 18:00

肌寒くなっても胸熱にさせてくれる5曲 (okmusic UP's)

10月に入り、グッと気温が下がり、部屋でも上着を羽織る機会が増えてきました。今年、数年振りに風邪になってしまい(検査した結果、コロナでもなく、インフルエンザでもなく、ただの風邪でした)、3日間寝込んでしまいました。情けない。現在もインフルが流行っているようなので、気を抜かずに予防していきたいと思います。風邪もナメてはいけません。十分につらかったです。というか、仕事(原稿)が手につかなくなるので、それが一番つらかったです。ということで、気分を盛り上げてくれる楽曲を選んでみました。
「Be The One」(’21)/HEY-SMITH

今年結成17年目を迎え、11月には待望の6thアルバム『Rest In Punk』を控えているHEY-SMITH。ホーンを導入したメロディックパンクで人気をどんどん高めている彼ら。数々の大型フェス出演で存在感を示しつつ、この新作のレコ発ツアー最初の4本(11月16日〜21日)の対バンはなんと、ロサンゼルス発のスカコアバンド、ヴードゥー・グロウ・スカルズである! これにはテンション上がりました。そして、この曲はライヴで今や欠かせないアンセム ソング。リリース当時に聴いた際もあまりのカッコ良さに雄叫びをあげてしまうほど。メタル、パンク、スカのHEY-SMITH”全部乗せソング”の破壊力を味わってほしい。
「Spiral」(’17)/OVER ARM THROW

横浜発の3ピースバンド、OVER ARM THROWが今年結成20周年を迎える。マイペースに活動を続ける彼らだが、現場(ライヴハウス)では灼熱の盛り上がりを記録しており、強固なファンベースを築き上げているのだ。この曲は3rdアルバム『Pressure』に収録され、ど頭から鳥肌が立つような歌メロで始まり、お約束の2ビートで畳み掛けてくる。とにかく、透明感を帯びたメロディーの広がりは群を抜く素晴らしさと言っていい。メロディック好き以外も巻き込む求心力を誇っている。11月23日は地元・横浜BAY HALLにて20周年記念ワンマン・ライヴも開催されるので、ぜひとも足を運んでほしい。
「第ゼロ感」(’22)/10-FEET

バンド主催のフェス『京都大作戦』でも有名な10-FEET。パンク、レゲエ、スカ、メタル、エレクトロなど縦横無尽のミクスチャーサウンドでキャリアを重ねながらも、名曲を量産し続けている彼ら。昨年12月に出た最新9thアルバム『コリンズ』の完成度には本当に度肝を抜かれてしまった。あっさりと“最高傑作”を更新するクオリティーで、10-FEETここにあり!を堂々と示してくれた。その最新作にも収められ、映画『THE FIRST SLAM DUNK』エンディング主題歌に起用されたこの曲はすでに耳にした人も多いだろう。ヘヴィなリフを刻みつつ、さわやかな歌メロとコーラスワークが実に印象的だ。
「START」(’03)/locofrank

大阪発のメロディックパンク、locofrank。彼らもデビュー時からライヴには定評があり、常にフレッシュかつアグレッシブな演奏を叩きつけてくる。ここで取り上げたいのは、1stアルバム『Starting AGE』収録のオープニングナンバーだ。バンドにとっても代名詞であり、ライヴにも必要不可欠の一曲と言っていい。Hi-STANDARDに憧れを抱きながら、自分たちらしいメロディックを追求したサウンドは実に清々しい。初期衝動に貫かれた勢いはもちろんのこと、曲名を高らかに叫ぶサビでは拳を突き上げずにはいられない。永遠のアンセムと断言したい。
「DANCE WITH ME」(’23)/blink-182

10月25日(もうすぐ!)にblink-182のニューアルバム『ONE MORE TIME…』が発表される。昨年、トム・デロング(Vo&Gu)が電撃復帰を果たしたことは大きな話題となった。この新作はマーク・ホッパス(Vo&Ba)、トラヴィス・パーカー(Dr)、そして、トムの黄金の3ピース体制で作り上げられている。それだけで胸に熱いものが込み上げてくるファンも多いのではないだろうか。この曲は偉大なるパンクバンド、ラモーンズへのラブレターと位置づけられ、メンバー自らマッシュルームヘアでMVにも登場。先達パンクスの遺伝子を継承したキャッチーさ、万人に開かれたポピュラリティーの高さはさすがの出来栄えだ。
TEXT:荒金良介

荒金良介 プロフィール:99年からフリーの音楽ライターとして執筆開始。愛読していた漫画『ジョジョの奇妙な冒険』(登場人物に洋楽アーティスト名が使用されていたため)をきっかけに、いきなりレッド・ツェッペリンの音源を全作品揃える。それからハード・ロック/ヘヴィ・メタルにどっぷり浸かり、その後は洋邦問わずラウド、ミクスチャー、パンクなど、激しめの音楽を中心に仕事をしてます。趣味は偏ってますが(笑)、わりと何でも聴きます。


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