BTSのレーベルが“根拠のない情報の拡散”をした人物を刑事告訴したと発表

　2022年9月29日、BTSのレーベルであるBig Hit EntertainmentがWeverseに声明を発表し、グループに関する噂をネットで広めていた正体不明の人物に対して”刑事告訴する”ことを明らかにした。

　声明には、「当社は、BTSに関する名誉毀損、個人攻撃、セクシャル・ハラスメント、根拠のない情報の拡散、悪意ある批判など、悪質な行為の加害者に対して定期的に法的手続きを開始しています。このような活動に関する最新情報をお知らせします」と始まり、“監視活動”やBTSのファン層であるA.R.M.Y.の協力を得て、“個人攻撃や名誉毀損”を含む書き込みを拡散していた人物を発見したと記されている。

　そして、「韓国内外のプラットフォームで、アーティストに関する虚偽の情報を含む複数の中傷投稿を発見しました。また、特定の投稿者が複数のプラットフォームで同じ悪意のある噂を流していることが分かったため、繰り返しアップロードされた投稿を全て集めたあとにその投稿者を刑事告訴しました」と続いている。

　Big Hitは、“365日間、悪質な投稿に関する証拠を監視・収集し、訴状に記載する”などの“法的対応プロセス”も公開した。また、容疑者は“検察庁に送致された”と報告している。「このような悪質な行為が繰り返されないよう厳格な措置を取り続けること、そして和解や減免を行わないという方針は今後も変わらないことを強調します。アーティストの権利が完全に保護されるよう、引き続き取り組んでまいります」と結んでいる。容疑者の名前とネットの書き込みの内容は明らかにされていない。