【ビルボード】TOMORROW X TOGETHER『Chaotic Wonderland』が総合アルバム首位　シルク・ソニックが5位に初登場

　2021年11月17日公開（集計期間：2021年11月8日～11月14日）の総合アルバム・チャート“HOT Albums”で、TOMORROW X TOGETHERの『Chaotic Wonderland』が総合首位を獲得した。

　本作はTOMORROW X TOGETHERにとって日本初となるEP作品で、幾田りらがフィーチャリング・アーティストとして参加した「0X1=LOVESONG (I Know I Love You) feat. 幾田りら [Japanese Ver.]」など、全4曲が収録。そのCDセールスは213,214枚で1位を記録しているほか、ダウンロード数は727DLで5位、ルックアップは11位を記録している。11月9日には日本テレビ系列『スッキリ』、12日にはテレビ朝日系列『MUSIC STATION』に出演したほか、15日にはTBS系列『CDTVライブ！ライブ！』に、そして今後も17日の夜に日本テレビ系列『ベストアーティスト2021』に出演するなど、積極的にテレビに露出しており、次週以降の動向も注目される。

　総合2位には、三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBEによるメジャー・デビュー10周年を記念したベスト・アルバム＆オリジナル・アルバム『BEST BROTHERS / THIS IS JSB』がチャートイン。CDセールスは93,526枚で2位、ダウンロード数は1,400DLで3位、ルックアップは4位と全3指標すべてで上位を記録しており、バランスよくポイントを獲得している。そして、前週の本チャートで首位を獲得したSEVENTEEN『Attacca』が総合3位にチャートイン。CDセールスが23,573枚となっており、同指標のポイントが大きく牽引している。

　当週ダウンロード数が2,891DLで同指標1位を記録しているのは、総合5位にチャートインしているブルーノ・マーズ、アンダーソン・パーク&シルク・ソニック『アン・イヴニング・ウィズ・シルク・ソニック』だ。本作はグラミー賞を計11部門受賞しているブルーノ・マーズと、グラミー賞を計3部門受賞しているアンダーソン・パークが生み出したグループであるシルク・ソニックによるアルバムとなっており、2021年3月にリリースし、米ビルボード・ソング・チャートでも首位を記録したデビュー曲「リーヴ・ザ・ドア・オープン」などが収録されている。そのほかCDセールスは11位、ルックアップは20位だった。

　また、ダウンロード数が2,847DLで同指標2位を記録しているのは、総合9位にチャートインしているYOASOBI『E-SIDE』。本作はYOASOBIによって配信リリースされた英語版第1弾EPとなっており、2021年7月より順次リリースされていた既存曲の英語版「Into The Night」（「夜に駆ける」英語バージョン）などのほか、「Haven’t」（「たぶん」英語バージョン）など初収録4曲を含めた計8曲が収録されている。

◎【HOT Albums】トップ10
1位『Chaotic Wonderland』TOMORROW X TOGETHER
2位『BEST BROTHERS / THIS IS JSB』三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE
3位『Attacca』SEVENTEEN
4位『Very6 BEST』V6
5位『アン・イヴニング・ウィズ・シルク・ソニック』ブルーノ・マーズ、アンダーソン・パーク&シルク・ソニック
6位『Favorite』NCT 127
7位『BRiGHT FUTURE』EMPiRE
8位『バンドリ! ガールズバンドパーティ! カバーコレクション Vol.6』(ゲーム・ミュージック)
9位『E-SIDE』YOASOBI
10位『Dance Dance Dance』超特急