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見上さんは、お芝居のスイッチをすぐに切り替えられる器用な方で、同世代の俳優としてとても刺激を受けています。現場では、大変なことも多いはずですが、常に元気いっぱい、楽しそうで。そんな見上さんが、「また間違えた」と泣き崩れるりんを演じたシーンを現場で見たときは心打たれ、「きっといい作品になる」と確信しました。
座長としても、とても頼りになる方です。栃木ロケのときは、自然豊かな場所で撮影していたので、虫に刺される人が多かったんです。そうしたら後日、皆さんに薬を差し入れてくださって。そういう細やかな気配りをされる様子が、頼もしく感じられました。
共演者やスタッフの皆さんと仲良く、和気あいあいと撮影は進んでいます。虎太郎は、りんの実家の一ノ瀬家の方々と一緒のシーンも多く、僕が現場に行くと、いつも水野(美紀/りんの母・美津役)さんが温かく迎えてくださるので、すごく助かっています。早坂(美海/りんの妹・安役)さんは、最初は緊張していたのか、一人で離れたところにいたので、僕の方から声を掛け、打ち解けていきました。今では皆さん、すっかり本当の家族のようで、うらやましいくらいです。
島田は虎太郎にとって“恋敵”に当たり、スタッフの方からも「放送が始まったら、視聴者が島田派と虎太郎派で分かれるのでは」と伺っていたんです。負けるつもりはありませんが、島田役の佐野さんは人気アイドルなので、厳しい戦いになりそうです(笑)。でも、僕も頑張ります!
連続テレビ小説では、所作などを細かく指導してくださいます。僕自身、そういう時代背景に合わせた所作をきちんと学んだことがなかったので、歴史的なことも含め、とても勉強になりました。今後のお芝居にも役立つと思うので、大きな収穫になりました。
女性が一人で暮らしていくことが難しい時代に、女手一つで子どもを育てなければならなくなったりんは、看護の道に希望を見出していきます。そうやって社会の荒波に立ち向かうりんの姿は、皆さんの心にも響くはずです。ぜひ虎太郎ともども、応援してください!

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(取材・文/井上健一)
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