NHK連続テレビ小説「あまちゃん」などで活躍するタレントの足立梨花が、アニメ専門チャンネル「アニマックス」の情報番組「おまかせ!アニマックスNAVI」にゲスト出演し、収録後、取材に応じた。
お笑いコンビのオリエンタルラジオとタレントの豊田エリーが司会を務めるこの番組は、お薦めのアニメを放送しながら、その作品の見どころやエピソードを紹介するというもの。最近アニメにどっぷりはまっているという足立は、「ハチミツとクローバー」などの作品について、自身の青春時代の体験談も交えながら熱いトークを展開した。
――収録を終えた感想を聞かせてください。
アニメについて一緒に語れる方が周りにあまりいないので、理解してもらえるのが楽しかったです。もっともっと話したいなと思いました。
――アニメはいつごろから好きになりましたか?
アニメやマンガやゲームはもともと大好きだったんですよ。幼稚園のころから、ジブリの映画とか「ポケットモンスター」とか、みんなが知っていそうな”王道”のアニメはよく見ていました。でも最近になって、私はホリプロスカウトキャラバンの出身なんですけど、その後輩で声優オーディションに出た子たちが出演しているアニメを見て、深夜帯のアニメにはまったんです。今「帰宅部活動記録」に主演している木戸衣吹ちゃんがヒロインをやっていた「お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ」がきっかけだったんですけど、”おにあい”から入るってあんまりないですよね(笑)。そこから深夜帯、すっごい面白いって思い始めてちょこちょこ見るようになって、今では週35本録画しています。
――週35本ですか!?
取りあえずアニメの新番組は全部録画します。撮り忘れるとイヤなので、レコーダーの新番組を録画する機能を使って。1話は全部見てから2話以降を撮るか決めてます。
――ハードディスクがいっぱいになりませんか?
なります! 早く消去していかないと次が撮れないので。休みになったらひたすら見ています。普段も帰ってから夜中まで見たり、朝30分準備する時間があればそこで1本見たり。たまに遅刻しそうにもなります(笑)。
――本当に大好きなんですね。
癒やしですよ。見ているだけで幸せ。仕事現場にはアニソンを聞きながら行きますし、携帯電話の待受もアニメ。目覚まし時計の曲も「進撃の巨人」です。怖いんで起きちゃうっていう(笑)。日常がアニメずくめです。
――その「進撃の巨人」は、ファンの間でも話題になっているようですね。
衝撃的でしたね。1話から映像のクオリティーがハンパなさ過ぎて。オープニングで鳥肌ですよ。”巨人”とか本当に気持ち悪いんですけど、それが逆にハマってくるというか。この先どうなるのかっていう要素が散りばめられてて、しかも毎回すごくいいところで終わるんで、続きが気になって仕方ないです。弱いエレンがどうなっていくのか注目していますね。女の子のミカサにも負けてるけど、でもそれがまたいいなと。弱っちい男子が、もしかしたら世界を救うかもしれないというところが、夢があって。
――ちなみに「進撃の巨人」のキャラクターで一番好きなのは誰ですか?
リヴァイ兵長です。声も含めて大好き! 私はビジュアルから入ることが多くて、リヴァイ兵長は顔も髪形もあまり好きじゃないけど(笑)、珍しく性格の部分から好きになりました。ツンデレじゃないですけど、「ああっ、いじめられたい!」って思います。ははは。女子だったらミカサが好きです。強い人に憧れますね。
――アニメで見て実際に試してみたこと、試したいと思ったことって何かありますか?
「恋愛ラボ」っていうアニメがあるんですけど、そこで話されていることは、ちょっと試してみたい衝動に駆られます。”女子は白いハンカチ持っている”とか、恋愛をすごくしたいキャラクターたちが、こういう女子を男子は好きだろうって考えるんですけど、みんな恋愛経験がないから、ちょっと的外れな答えが出るんですよ。本当に試したら残念な感じになるので、試す勇気はないですよ(笑)。
――アニメを見るときの必需品ってありますか?
抱き枕を抱えてます。キュンキュンしたシーンとか、(抱くまねをしながら)「キャー! いい!」みたいなのが好きです。
――独り言も多いですか?
多いですよ。「まじかー!」とか「えっ?えっ?えっ?」って一人で盛り上がってます。その現場を見られたら、引かれると思います(笑)。
――そんな足立さんの一面が、この番組では見られるわけですね。
今までツイッターかブログでしかアニメの話ってしたことがなかったので、今まで私のファンでいてくれた方も新たな一面というか、「こんなにアニメ好きだったんだ」って分かってもらえると思います。ぜひ見てください。
「おまかせ!アニマックスNAVI」はBSアニマックスで、毎月第1日曜日の無料放送日に午前11時から放送中。足立がゲスト出演する回は10月6日(日)オンエア。